島根県西部を震源とする地震発生…浜田市三隅町と益田市美都町で「震度3」地震の規模はM4.0

山陰中央テレビ配信より

 

島根県西部を震源とする地震発生…浜田市三隅町と益田市美都町で「震度3」地震の規模はM4.0(TSKさんいん中央テレビ) - Yahoo!ニュース  配信より

 

山陰中央テレビ

 

24日朝、島根県西部を震源とする地震があり、浜田市と益田市で震度3を記録しました。 

 

震度3を記録したのは、浜田市三隅町と益田市美都町です。

 

地震は24日午前7時前、島根県西部を震源に発生し、

 

このほか益田市常磐町と邑南町で震度2を観測しました。

 

震源の深さは10キロで、地震の規模はマグニチュード4.0と推定されています。

 

山陰中央テレビ

 

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最終更新:TSKさんいん中央テレビ

 

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  1. インタビュー
 

コラム

 

漁業・神楽・文化のまち浜田市 “若者が暮らしやすいまち”を目指す取り組みとは 定住関係人口推進課 官澤優子さん・加藤晴香さん

 

定住関係人口推進課 官澤優子さん・加藤晴香さん

 

GLOCAL MISSION Times 編集部

 

2023/02/08 (水) - 16:30

 

島根県西部の石見地方に位置し、美しい日本海に面した「漁業のまち」浜田市。

 

アンコウの水揚げ量は全国トップクラス。

 

塩干カレイの生産量は日本一を誇り、「どんちっち三魚(アジ・カレイ・ノドグロ)」など

 

魚のブランド化に力を入れています。

 

そんな浜田市の移住促進の取り組みについて、定住関係人口推進課の官澤優子さん・加藤晴香さんにお話を伺いました。

―自治体の概要・特徴を教えてください。

県西部の中核都市で県庁所在地である松江市から120km、

 

広島市から100kmに位置しています。

 

人口は県3番目の約51,000人。東京23区とほぼ同じ面積です。

 

海も山もあり、駅から車で30分程度あればどこへでも行けます。

 

バナナボートやサーフィン、SUPなどのマリンスポーツは充実していますね。

 

キャンプ場もあり、子どもから大人まで気軽に楽しめます。

―自治体の魅力や、自慢できるものを教えてください。

「漁業のまち」なので魚が主力です。ブランド化しているアジ・カレイ・ノドグロは自慢ですし、

 

特にノドグロは、地元の水産高校の生徒が捌いて小中学校の給食にも提供されているんです。

 

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どんちっち三魚(アジ・カレイ・ノドグロ)

 

他にも約1300年の歴史を持つ石州和紙や日本遺産に認定された石見神楽といった文化資産もあります。

 

石見神楽は石見地域に伝承される伝統芸能で、神様への奉納が起源でしたが、今では市民の娯楽としても、親しまれています。ヤマタノオロチをスサノオノミコトが剣で退治する「大蛇(おろち)」等神話を題材とし、浜田市には50を超える社中があり大切にされています。

 

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浜田市に縁のある子どもが大人になってから、また石見神楽をやってみたい、継承したいとUターンするケースもありますし、東京で石見神楽のことを知って移住を検討される方もいらっしゃいます。それだけ石見神楽には魅力があるのだと自負しています。

 

他にも、中国・四国地方最大級の水族館しまね海洋館アクアス」や子どもたちが思いっきり創作活動できる「浜田市世界こども美術館」があります。この美術館は島根県立大学と一体化した、日本海が一望できる素晴らしいロケーションです。

―浜田市の課題があれば教えてください。

就職や進学で若者の流出が増えており、人口減少が課題です。

 

浜田市へ戻ってきてもらえるように、「浜田で出会い・結婚・子育て」応援プログラムということで、「若者が暮らしたいまちづくり」を第一目標に施策を打ち出しています。

 

また、若者・子育て世代・シニアと、それぞれの世代で感じることは違うと思うので、情報発信の仕方も変える工夫をしています。

―特徴的な移住施策があれば教えてください。

都会に出る若者とゆるやかな関係を築き、浜田市に愛着を持ち続けてほしい、気にかけてほしいという想いから、関係人口の創出を目指して「浜っ子LINEクラブ」という取り組みを行っています。成人式や高校卒業時に登録を呼びかけて、定期的に楽しい話題を配信しています。

 

移住サイト「はまだぐらし」(https://teiju.joho-hamada.jp/)では、情報発信を強化しています。実際に移住された方たちのインタビューも掲載していますので、Uターン・Iターンのきっかけになればと思っています。

 

他にも「浜田deしごと体験」など、企業さんとのマッチングのお手伝いや、空き家バンクでの住まいのご提案にも力をいれています。

 

Iターンに特化した施策としては、令和2年度から「音楽を核とした定住促進事業」に取り組んでいます。具体的には県外の若手音楽家、音大卒業生に移住してもらい、児童福祉関係の施設で音楽のスキルを活かして子どもたちの情操教育をしていただいています。また、自主企画や依頼演奏など、副業収入を得られる支援を行っています。

 

吹奏楽指導で著名な地域おこし協力隊の方もいて、若手音楽家の活躍の場のコーディネートや地元の高等学校の吹奏楽の指導など地域の音楽振興に貢献していただいています。

 

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浜田高等学校吹奏楽部の定期演奏会の様子

 

それに浜田市の合唱は歴史があって盛んなんですよ。

―移住者からはどのような声がありますか?

若い方からはすぐ人と繋がりやすく、やりたいことがあれば応援してもらいやすいという声があります。子育て世代は、移住したことで子どもと向き合う時間が増え、自分の時間が持てるようになったといわれます。地域との交流もあり、豊かに暮らしている人が多い印象です。近い距離にスーパーや病院があり、コンパクトに暮らせるので、年配の方にとっても暮らしやすく、ちょっとした不自由も楽しもうという声もありますね。

 

大学生からは地域とつながりたい、大学生同士がつながれる場所が欲しいということで、コミュニティスペースを整備する動きも始まっているんです。

 

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ゆうひパークなど、夕景の美しさは多くの移住者を魅了する

 

―最後に、移住を考えている方へメッセージをお願いします。

どの年代にとっても、住みやすく、前向きに暮らせる明るいまちを目指しています。

 

観光でも何でもよいので、ぜひ一度、浜田市へ来ていただきたいです。ご希望に沿ったアテンドをさせていただきます。ご相談をお待ちしています!

 

▼浜田市の移住関連情報はこちら!

「はまだぐらし」https://teiju.joho-hamada.jp/


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