シーボルトのピアノ 萩市の有形文化財に指定
シーボルトのピアノ 萩市の有形文化財に指定|NHK 山口県のニュース
配信より
江戸時代にドイツ人医師のシーボルトが日本に持ち込み、
国内に現存するものでは最古とされるピアノが、萩市の有形文化財に指定され、
その経緯などを示す文書が初公開されました。
およそ200年前の1819年に作られたこのピアノは、シーボルトが長崎の出島にあった
オランダ商館に勤めていたころに使っていたもので、
シーボルトが帰国する際、当時、交流があった萩藩の御用商人、熊谷五右衛門義比に贈られました。
国内に現存するピアノでは最古とされ、内側には、
オランダ語で「わが友クマヤへ」などの言葉とともにシーボルトのサインが記されています。
昭和30年に熊谷家の蔵で発見され、敷地内の美術館で展示していましたが、
「これからの200年も受け継いでいけるように」という
いまの熊谷家の当主の江口伊織さんの思いを受け、
萩市が、先月(4月)、市の有形文化財に指定しました。
また、「附(つけたり)」と呼ばれる3通、4点の文書もあわせて文化財に指定され、
ピアノが萩に持ち込まれた経緯を知ることができます。
この文書は、来月(6月)11日まで美術館で公開され、
秋にはピアノの音色を楽しむコンサートも予定しているということです。
私のコメント : 令和6年5月7日、ドイツ人医師のシーボルトが日本に持ち込み、国内に現存するものでは最古とされるピアノが、萩市の有形文化財に指定され、その経緯などを示す文書が初公開されました。
秋にはピアノの音色を楽しむコンサートも予定しているということです。