「南海トラフ」巨大地震は確実に迫っているのか? 過去13回中「5回」が12月に発生

 

 

「南海トラフ」巨大地震は確実に迫っているのか? 過去13回中「5回」が12月に発生(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

配信より

 

日刊ゲンダイDIGITAL

フィリピンの地震による津波について記者会見する気象庁の担当者(C)共同通信社

 

「南海トラフ」が騒がしくなってきた。インドネシア・スマトラ島では日本時間3日17時40分ごろ、マラピ火山で大規模噴火が発生。噴煙が上空1万5000メートルまで上がった。さらに、フィリピンでは同2日夜、ミンダナオ島付近を震源とするマグニチュード7.7の大地震が、同4日午前4時50分ごろには、フィリピン諸島を震源とするマグニチュード7.0の大規模が起きている。

 

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フィリピンの地震では日本国内で最大40センチの津波が観測されたが、津波予報のエリアがフィリピン海プレート一帯だったことから、X(旧ツイッター)では「南海トラフ」などがトレンド入りし、注目が集まった。  気になるのは、日本時間4日に国内で地震が頻発していることだ。フィリピン付近の地震の直後から、愛媛県南予(M3.2)、新島・神津島近海(M2.7)を含む3回、相模湾(M3.4)で揺れが続いている。いずれも、フィリピン海プレートと関連のある震源地だ。  南海トラフの巨大地震との関係は? 武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)が言う。

 

 ■迫る南海トラフ一帯の巨大地震 「フィリピンの地震はもちろん、インドネシアの火山噴火もフィリピン海プレートの活動が活発化しているのが原因でしょう。南海トラフ一帯の巨大地震が迫ってきているのは確かでしょうね。南海・東南海地震、首都直下地震ともリスクが高くなってきています。また地震のエネルギーを引き起こす要因として、寒暖差も指摘されています。特に冬の寒い時期に大地震が発生している傾向があります。南海トラフの一連の地震はいままでに13回知られていますが、そのうちの5回が12月に起きています。ほかは8月から2月という、秋から冬まで(旧暦だった時代の地震の起きた月日は新暦に換算)に起きています」  1944年12月7日には昭和東南海地震(M7.9)、1946年に和歌山県から高知県の沖にかけて起きた南海地震(M8.0)は12月21日だった。  動向を注視したい。

 

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最終更新:

私のコメント :  令和5年12月4日、「南海トラフ」が騒がしくなってきた。インドネシア・スマトラ島では、マラピ火山で大規模噴火が発生。噴煙が上空1万5000メートルまで上がった。フィリピンでは同2日夜、ミンダナオ島付近を震源とするマグニチュード7.7の大地震が、同4日午前4時50分ごろには、フィリピン諸島を震源とするマグニチュード7.0の大規模が起きている。
 
「南海トラフ」地震対策 関係する自治体関係者からも、さらに、注意が必要と感じられます。