市長選ポスターに「宿敵」の顔 安倍晋三氏の支援者「あり得ない」
白石昌幸
市長選ポスターに「宿敵」の顔 安倍晋三氏の支援者「あり得ない」 [山口県]:朝日新聞デジタル (asahi.com)
配信より

故・安倍晋三元首相の地元、山口県長門市の市長選が11月12日に告示される。自民系の現新2氏による一騎打ちとなる見通しで、安倍氏を支援していた保守層は分裂の様相となっている。安倍氏の不在による混迷ぶりが印象付けられる選挙戦となりそうだ。
19日に投開票される市長選は、再選をめざす現職の江原達也(えはらたつや)氏(60)に、新顔で元市教委教育部長の南野佳子(のうのよしこ)氏(60)が挑む構図だ。
江原氏は前回の市長選で、安倍氏も支援していた自民推薦の前市長を破って初当選した。
江原氏の父が、安倍氏の父・晋太郎元外相の後援会幹部だった。安倍氏との関係も良好だった。
前市長に近い県議らが今回、江原市政で初の女性部長に抜擢(ばってき)された南野氏を対抗馬に擁立。南野氏は8月に自民に入党したばかりだが、党県連は南野氏に推薦を出した。江原氏が安倍氏に直接陳情や申し入れを行う手法に対し、袖にされた党県連内に不満の声があったという。
知名度不足の南野氏陣営は…