台風6号 暴風域(風速25m以上)に入る確率=福岡66%、長崎は89% 台風は進路を変えて九州に接近・・・山口県を含む九州地方への影響は?各エリア掲載(7日午後5時現在)
配信
配信より

台風6号は、8日には進路を北西に変えて、9日には九州にかなり接近するおそれがあります。
風速25メートル以上の暴風域に入る確率を、気象庁では発表しています。
九州地方(山口県を含む)の暴風域に入る確率をまとめました。
気象庁によると、暴風域に入る確率の値が増加(減少)している時間帯に暴風域に入る
(暴風域から抜ける)可能性が高くなります。
また、確率の値が最も大きい時間帯には暴風域に入っている可能性が最も高いことを示します。
暴風域に入る確率を参考に、防災に役立ててください。
(気象庁:7日午後5時発表,気象庁HPより引用)
■■福岡県 福岡地方は66%(10日午後3時まで)
■■佐賀県 伊万里地区は78%(10日午後3時まで)
■■長崎県 長崎地区は89%(10日午後3時まで)
■■熊本県 天草地区は86%、熊本市は55%(10日午後3時まで)
■■大分県 日田玖珠は40%(10日午後3時まで)
■■宮崎県 小林・えびの地区、都城地区は62%(10日午後3時まで)
■■鹿児島県(奄美地方除く)鹿児島・日置は94%(10日午後3時まで)
■■山口県 下関は32%(10日午後3時まで)
テレビ山口
【関連記事】
配信
台風6号 進路と県内への影響は…【愛媛】(eat愛媛朝日テレビ) - Yahoo!ニュース
配信より

台風6号は現在は鹿児島県の奄美市付近を北よりにゆっくりと進んでいて、
今後は勢力を若干強めながら九州の西の海上を北上する見通しです。
県内への最接近はあさって9日の午後から10日の午前にかけてとみられています。
当初の予想より進路が西側になりましたが、県内への影響はどうなのでしょうか?
予想進路が県内から少し離れたとはいえ、まずは大雨に警戒が必要となります。
8日夜からは次第に台風からの湿った空気の流れ込みが強まり、
山間部を中心に雨が激しく降るところもありそうです。
さらに今回は台風の速度が遅いので、雨が長い時間続く恐れがあります。
予想雨量は8日の夕方までに県内全域で150ミリ、
8日夕方からあさってまではさらに100ミリから200ミリ、
そして台風が最接近するとみられる9日から10日夕方にかけて
県内全域で100ミリから200ミリとかなりまとまった雨が予想されていて、
早ければ8日の夜からは大雨警報の可能性もあります。
台風接近にともなって次第に南よりの風が強まります。
最接近するあさっては県内でも南予の一部で風速25メートル以上の暴風域がかかる可能性もあります。
南予に波浪警報がでましたが、このあとも台風からのうねりが入る見込みで、
最接近するあさってには宇和海沿岸で6メートルの大しけとなる見通しです。
警戒が必要な時間帯をまとめるとこのようになりますね。南予では7日から高波に警戒が必要です。
雨は県内全域で8日から、そして台風が最接近する
あさっての午後から10日の午前にかけては雨・風・波ともに強まり、警戒が必要になります。
早め早めに台風への備えをお願いします。
最終更新:
配信
きょう(火)の天気 ノロノロ台風6号北上中 奄美・九州南部は大荒れ 線状降水帯発生の可能性も 台風から遠い西日本や東海も大雨のおそれ(ウェザーマップ) - Yahoo!ニュース
配信より
きょう8日(火)は台風6号の影響で奄美や九州南部では大荒れの天気が続きそうだ。今夜にかけては線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがある。台風の動きが遅いため、影響が長引くことが予想される。暴風や高波、高潮、大雨による土砂災害などに厳重な警戒が必要だ。その他の西日本や東海も非常に激しい雨や雷雨になる所があり、南東斜面を中心に大雨になるおそれがあるため、台風から遠くても土砂災害などに警戒が必要となる。また、きょうは「立秋」で暦の上では秋の始まりだが、厳しい暑さが続くため、引き続き熱中症にも警戒が必要となる。
台風6号 台風から遠い所でも警戒
台風6号は午前5時には、奄美市の東にあって、ゆっくりと北上している。台風はこの後も勢力を維持したまま、10日(木)にかけて九州の西の海上を北上する見込みだ。今回の台風は動きが遅く、長い時間をかけて北上するため、同じような所で大雨や暴風が長く続くことが予想される。奄美や九州南部に加え、台風から離れた西日本や東海でも雷を伴った猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所がありそうだ。
特に南東斜面で雨量が多くなる見込みで、場所によっては総雨量が1000ミリを超える所もでてくるかもしれない。長丁場の大荒れとなることが予想されるため、暴風や高波、高潮、大雨による土砂災害や河川の増水、氾濫、低地の浸水などに厳重な警戒が必要となる。
名ばかりの立秋 蒸し暑さ続く
その他も台風周辺の湿った空気の影響で大気の状態が不安定になっている。晴れ間のでる所でも天気が急変するおそれがあり、所々でにわか雨や雷雨がありそうだ。急な激しい雨や落雷、突風、ひょうに注意が必要となる。 また、きょうも気温が高く、厳しい暑さが続く見通し。特に山越えの風が吹き降りて気温が上がる北陸や東北の日本海側で厳しい暑さとなり、新潟県では38℃まで上がる所もありそうだ。また、猛暑にならない所でも、湿度が高く、蒸し暑さは続くため、引き続き熱中症に警戒が必要となる。
新たな台風発生へ
きのうの午前中に南鳥島近海で発生した熱帯低気圧は、今後、台風まで発達する見通し。進路予想によると、発達しながら、小笠原近海を北上する見込みだ。当面は台風6号の動向に注意が必要となるが、こちらの影響も次第にでてくる可能性があるため、今後の動きや情報に注意しておきたい。 (気象予報士・多胡安那)
【関連記事】