新田原基地 自衛隊と仏空軍の共同訓練始まる 宮崎 新富町
新田原基地 自衛隊と仏空軍の共同訓練始まる 宮崎 新富町|NHK 宮崎県のニュース
新富町の航空自衛隊新田原基地で26日から自衛隊とフランス空軍の共同訓練が始まりました。
新田原基地でアメリカ以外の外国軍との共同訓練が行われるのは初めてです。
訓練はフランス軍がインド太平洋地域で各国と合同で行っている大規模な訓練の一環で、
26日午後4時半すぎ、新田原基地にフランス空軍の主力戦闘機「ラファール」2機と輸送機1機が到着し、
自衛隊が放水で歓迎しました。
期間中、フランス空軍からは4機、航空自衛隊からはF−15戦闘機やFー2戦闘機など7機が参加する予定で、
新田原基地周辺や関東の空域などで、空中で隊形を組む「編隊飛行」や目的地まで
正確にたどり着くための技術や手順を確認します。
今回、訓練に参加するフランス軍のおよそ120人は一部の将校を除き、基地の中に宿泊するということです。
新田原基地でアメリカ軍以外の外国軍との共同訓練が行われるのは初めてです。
フランス航空宇宙軍展開部隊の指揮官、マルク・ルブイユ准将は
「日本の航空自衛隊と相互の運用性と理解を深めたいと考えています。そして、太平洋地域にどのような危機があるのか理解し、ともに解決策を見つけていきたい」と述べました。
共同訓練は29日まで行われます。