県民葬や国葬参列に“公費は違法”訴え裁判 山口地裁で初弁論

 

県民葬や国葬参列に“公費は違法”訴え裁判 山口地裁で初弁論|NHK 山口県のニュース

配信より

 

去年行われた安倍元総理大臣の県民葬や、国葬に知事らが参列するために公費が使われたのは違法だとして、

 

住民団体などが県に対して、

 

県民葬の経費などを知事に請求するよう訴えた裁判が12日から山口地方裁判所で始まりました。

この裁判は、去年10月に行われた安倍元総理大臣の県民葬をめぐり、

 

住民団体のメンバーなどおよそ120人が、県民葬は内心の自由を侵害し、

 

憲法に違反するなどとして、ことし3月、県に対して県民葬の経費5300万円余りを

 

知事に請求することを求め、訴えを起こしたものです。


12日に1回目の口頭弁論が山口地方裁判所で開かれ、

 

原告の共同代表を務める大久保雅子さんが「公金を使って県民葬を行うことは、弔意の強制にほかならず、

 

県教委による県立学校への半旗の掲揚通知は明白な弔意の強制であり、

 

憲法で保障された県民の内心の自由を侵害するものだ」と意見を述べました。


この裁判の前には、知事や議長の立場で国葬に参列したことは

 

違憲行為への加担に当たるなどとして、知事におよそ47万円、議長におよそ22万円の旅費を

 

返還させるよう求める裁判も行われました。


2つの裁判の中で県が意見を述べる機会はなく、NHKの取材に対しても「コメントは控える」と話していましたが、

 

県側が提出した答弁書では、

 

県民葬については「敬意や弔意を示すことを何ら強制するものではなく、

 

憲法に反しないことは明白だ」などとして、いずれの裁判についても棄却を求めています。

 

私のコメント :  令和5年7月12日、山口県では、元総理大臣の山口県民葬や、国葬に知事らが参列するために公費が使われたのは違法だとして、住民団体などが 山口県に対し、山口県民葬の経費などを山口県知事に請求するよう訴えた裁判が7月12日から山口地方裁判所で始まりました。