島根県 平年の7月1か月分の雨量上回るところも 厳重警戒を
島根県 平年の7月1か月分の雨量上回るところも 厳重警戒を|NHK 島根県のニュース
配信より
梅雨前線の影響で、島根県では、降り始めからの雨量が
平年の7月1か月分を上回っている場所もあります。
気象台は、島根県では、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあるとして、
9日夜遅くまで、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。
気象台によりますと、梅雨前線の影響で、島根県では、8日の朝に「線状降水帯」が発生し、
その後も、断続的に雨が降っています。
7日降り始めから9日午後6時までに、
島根県で降った雨の量は、
▼松江市鹿島で255ミリ、
▼出雲市で238ミリ、
▼松江市で209.5ミリなどとなっていて、
一部の地域では、平年の7月1か月分を上回っています。
松江市と出雲市では、土砂災害の危険度が非常に高まっているとして、
「土砂災害警戒情報」が発表されています。
気象台によりますと、午後6時時点では、雨が弱まっている地域も多くなっていますが、
9日夜遅くに、西部を中心に再び雨雲がかかる見込みで、
10日午後6時までの24時間に島根県で降る雨の量は、いずれも多いところで、
▼東部で60ミリ、
▼西部で80ミリと予想されています。
気象台は、島根県では、これまでに降った大雨で地盤が緩んでいるところがあるとして、
9日夜遅くまで、土砂災害に厳重に警戒するとともに夜はじめごろまでは
河川の増水や氾濫にも警戒するよう呼びかけています。