伊海軍とF35運用で「情報交換」 酒井海幕長
伊海軍とF35運用で「情報交換」 酒井海幕長 - 産経ニュース (sankei.com)
配信より
海上自衛隊トップの酒井良海上幕僚長は4日の記者会見で、事実上の空母化が進められている「いずも型」護衛艦を念頭に、イタリア海軍と「F35戦闘機の運用について情報交換できる」と述べた。
いずも型護衛艦へ伊軍F35の発着艦が行われれば、米軍以外では初めてとなる。
酒井氏は6月下旬に伊海軍フリゲート艦が神奈川・横須賀へ寄港した際、伊海軍参謀長のクレデンディノ上級中将と懇談し、交流促進で一致した。
酒井氏は4日の会見で、伊海軍の派遣継続は「正式な決定ではない」と前置きしつつ、「イタリアの空母もF35を搭載している」と述べ、こうした観点で防衛交流を進めることを明らかにした。
海自は最大級護衛艦の「いずも」「かが」の2隻で改修を進めており、米軍のF35が発着艦する実証訓練をすでに行っている。