新聞・TVなぜ沈黙? 首相側近・木原誠二官房副長官の“異次元不倫”は広末涼子W不倫を超える(元木昌彦)

配信

 

新聞・TVなぜ沈黙? 首相側近・木原誠二官房副長官の“異次元不倫”は広末涼子W不倫を超える(元木昌彦)(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

 

豪胆なのか小胆なのか…(木原誠二官房副長官)/(C)日刊ゲンダイ

 

【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】  

 

不倫にも格差がある。広末涼子のダブル不倫はテレビのワイドショーやスポーツ紙がお祭り騒ぎで報じている。

 

だが、岸田首相側近である木原誠二官房副長官(53)の不倫は、同じ週刊文春(6月22日、6月29日号)が巻頭で報じているのに、新聞・テレビは沈黙したままである。 

 

「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!  

 

木原の愛人は、今の本妻がホステスをしていた頃、同時に付き合っていたホステスで、ほぼ同時期に2人を妊娠させたそうだ。

 

木原が妻にした理由は、彼女のほうが半年ほど出産が早かったからだったと、愛人が語っている。

 

早く産んだ方を本妻に、片方を愛人にしたというのだから、木原という人間、太っ腹なのかよほど自己チューなのか。  

 

愛人の子どもは認知していないが、文春によれば木原はその子を可愛がり、七五三や誕生日を盛大に祝い、生活費や学費の面倒を見ていて、参観日には父親のような顔をして参加しているというのだから、この男の辞書にモラルという言葉はない。  

 

実は、木原の愛人・隠し子問題は、週刊新潮(2021年12月23日号)がすでに報じていた。  

 

今回、文春が木原の二股生活を再び追い始めたのは、今でも彼女の高級マンションに泊まったり、官邸近くまで彼女の車で送ってもらうことを繰り返していることを“目撃”したからではない。  

 

愛人が知人に、子どもの認知のことや、木原の優柔不断な態度をはっきり語った「音声」を入手していたからだった。

 

きっかけは2年前、彼女に病気が発覚したことだったという。

 

木原は、そんなつらい状態の彼女の見舞いにも来なかったが、その頃、新潮報道があった。 「A子さん(愛人のこと=筆者注)は“せめて自分たち母娘の存在を認め、B子ちゃん(愛人の子ども=筆者注)を認知してほしい”と考えていたのです」(ママ友) 

 

木原の代理人の弁護士は文春に対して、愛人の自宅や子どもの誕生祝いに行く時は、「都度妻の了承を得てのことであって、なんら不適切なことはありません」と答えている。  

 

妻の了解を得て不倫している? 本妻の顔が見たいものである。広末涼子のダブル不倫をはるかに超える、まさに異次元不倫である。  

 

愛人はB子を産んだ後に異常出血があり、入院して手術を余儀なくされたという。

 

彼女の知人が言うには、「このとき、木原氏に手術の同意書にサインしてもらった。ただ木原氏は、直前まで安倍(晋三)内閣の外務政務官を務めるなど若手議員としてステップアップしていた時期。そのため、A子さんの具合はそっちのけで、自身の素性が病院側にバレることばかり気にしていたそうです」。  

 

ただの小心者なのだ。もし愛人と子どもを捨て去り、彼女が週刊誌に告白したら、世間から指弾されて議員辞職に追い込まれる。それを恐れているだけで愛情からではない。

 

愛人もこう言っている。 「(認知しないのは=筆者注)まあ、自分の出世の為なんじゃないですか。(中略)私もさっき言ったんですよ。『往生際悪いね。もうさあ、認めればいいじゃん』って言った。そこまでは嘘をつき通したけど、(今後も報道が)出るんだったらさ、『認めて(議員を)辞めたら』って」  

 

木原は文春に対して、B子ちゃんとの血縁関係はないと断言した。どちらかが嘘をついている。

 

最近、「嘘は木原誠二の始まり」という戯れ歌が永田町ではやっているそうな。この程度のゲス政治家を恐れて、この件に触れない大新聞やテレビは「ゴミ」以下だ。(文中敬称略)

 

 (元木昌彦/「週刊現代」「週刊フライデー」元編集長)

 

【関連記事】