大手4電力の株主、カルテル問題で提訴請求 損賠賠償など要求

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大手4電力の株主、カルテル問題で提訴請求 損賠賠償など要求(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 

記者会見で語る中国電力の株主の木原省治さん(左から3人目)=2023年6月7日午後3時59分、広島市中区、岡田将平撮影

 

大手電力4社(中部・関西・九州・中国)が事業者向けの電力供給でカルテルを結んでいた問題で、

 

4社の株主が7日会見を開き、各社の監査担当役員に当時の社長らを提訴するよう求めた。

 

損害賠償を求めている。

 

監査担当役員が提訴しなければ、8月にも株主代表訴訟を起こす。

 

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公正取引委員会は3月下旬、4社が顧客獲得を制限するカルテルを結んだと認定した。

 

中部・九州・中国電の3社などに、一つの事件としては過去最大の総額1010億円の課徴金納付命令を出した。

 

内訳は中国電が707億円、中部電(子会社を含む)が275億円、九州電が27億円となっている。

 

関西電は課徴金減免制度(リーニエンシー)を使って調査開始前に違反を申告し、行政処分を免れている。

 

朝日新聞社

 

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