東海 線状降水帯相次ぎ発生 3日にかけ東日本で発生も 厳重警戒

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東海 線状降水帯相次ぎ発生 3日にかけ東日本で発生も 厳重警戒 | NHK | 気象

配信より

 

台風や前線の影響で、東海では「線状降水帯」が相次いで発生し、記録的な大雨となっています。西日本では、このあとしばらく、東日本では3日にかけて雨雲が発達し、「線状降水帯」が発生する可能性があります。


夜間に状況がさらに悪化するおそれもあり、大雨に厳重に警戒するとともに、自治体からの避難の情報に注意し、安全な場所で過ごすようにしてください。

気象庁によりますと、四国の南の海上を進む大型の台風2号から大量の湿った空気が流れ込んでいる影響で、梅雨前線の活動が活発になっています。

2日午後8時から9時にかけては、静岡県と愛知県で、発達した積乱雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生して、非常に激しい雨が同じ場所に降り続き、気象庁は「顕著な大雨に関する情報」を相次いで発表しました。

発達した雨雲は、近畿から関東甲信にかけて広い範囲にも流れ込んでいて、各地で土砂災害や川の氾濫の危険性が急激に高まっています。

午後10時までの1時間には、
▽茨城県鉾田市で41ミリ
▽静岡県の浜松市春野で33.5ミリの、
激しい雨が降りました。

東海地方では記録的な大雨となっていて、午後10時までの24時間の雨量は、
▽静岡県浜松市熊で480.5ミリ
▽愛知県新城市で407.5ミリ
▽長野県飯田市南信濃で254ミリと、
いずれも平年の6月、1か月分を上回り、観測史上最も多くなっています。

これまでの雨で、茨城県、神奈川県、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、三重県、大阪府、奈良県、和歌山県、徳島県では、土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

また、神奈川県、埼玉県、静岡県、愛知県、和歌山県、奈良県では、「氾濫危険水位」を超えている川があります。

3日午前中にかけ線状降水帯発生のおそれも

今後の見通しです。

3日にかけて、西日本や東日本の広い範囲で、雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

▽四国と近畿では、このあとしばらく
▽東海と関東甲信では、3日午前中にかけて
発達した積乱雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生して雨量が増え、さらに災害の危険度が高まる可能性があります。

3日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
▽東海で250ミリ
▽関東甲信で200ミリ
▽四国と伊豆諸島で150ミリ
▽近畿で100ミリ
と予想されています。

気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するよう呼びかけています。

周囲を確認しづらい夜間に状況が急激に悪化するおそれがあります。

自治体からの避難の情報に注意し、安全な場所で過ごすよう心がけてください。

沖縄・奄美地方の海上では強風や高波に注意

一方、台風2号は、本州の南の海上を東寄りに進む見込みで、沖縄地方と奄美地方の海上は、3日にかけて、しけが続くと予想されています。

気象庁は、強風や高波に十分注意するよう呼びかけています。

停電 東京電力管内 約3270戸(22:00現在)

東京電力によりますと、2日午後10時の時点で東京電力管内の神奈川県や千葉県、山梨県、栃木県、茨城県それに静岡県の一部では、あわせておよそ3270戸が停電しているということです。

停電しているのは、神奈川県でおよそ670戸、千葉県でおよそ480戸、山梨県でおよそ400戸、栃木県でおよそ310戸、茨城県でおよそ120戸、静岡県でおよそ1280戸、です。

東京駅構内で雨漏り

東海道新幹線は大雨により全線で運転見合わせとなっていて、JR東京駅では大勢の人たちが案内表示を確認したり、駅員に状況をたずねる姿が見られます。

駅の構内では、午後5時前に1階の改札近くで雨漏りが発生し、駅員たちがバケツを置くなどして対応に追われていました。

2歳の息子と大阪に向かう予定だという母親は「天気のことなのでしかたがないですが困っています。きょう中に列車が動かなければあす向かおうと思います」と話していました。

また、仕事で名古屋から日帰りの予定できたという40代の男性は「きょう中には戻れない可能性があるので、これからホテルを探そうと思います」と話していました。

駅員たちは運転見合わせの状況を伝えたり、払い戻しの案内をしたりして対応していますが、JR東海によりますと今後の見通しはたっていないということです。

とにかく早めの避難を

四国や近畿、東海で「線状降水帯」が相次いで発生し、東海では記録的な大雨となっています。

関東甲信でも非常に激しい雨が断続的に降っていて、土砂災害や洪水の危険性が高まっています。

四国や近畿では2日夜にかけて、東海と関東甲信では3日の午前中にかけて「線状降水帯」が発生して災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

以下のポイントを確認して、状況が悪化する前に早めの避難を心がけてください。

《状況悪化後の避難は危険》

雨が激しく降って、状況が悪化してからの避難は危険が伴います。

2018年の西日本豪雨では、降り続く雨であっという間に家の周りが浸水したり土砂崩れが起きたりして、逃げようと思った時には家から出られなくなって亡くなった人もいました。

また、2015年の関東・東北豪雨では茨城県の鬼怒川で、2019年の東日本台風では長野県の千曲川で堤防が決壊して住宅が流され、住民がヘリコプターで救助される事態となりました。

雨が強まる前に、早めの行動を心がけてください。

《声を掛け合って避難を》

避難する際には、地域の人と声をかけあって一緒に避難すれば、多くの人の命を救うことにつながります。

もし、大雨が降りそうな地域に自分の家族が住んでいたら、電話するなどして少しでも危機感を強めておくことも重要です。

避難する時に状況悪化していたら…

早めの避難が重要ですが、もしも避難する際に状況が悪化し始めていたら、必ず周辺を確認しながら、できるだけ安全な方法で避難するようにしてください。

《道路が冠水していたら》

道路が冠水している場合は、足元が確認できずに転倒したり、側溝やふたが開いたマンホールに転落したりする危険があります。

冠水した道路を移動するのは避けてください。

どうしても通らなければならない場合は、2人以上で行動し、傘や長い棒などで足元をよく確認しながら避難してください。

膝の高さを超えるくらい水かさが増すと、押し流す水の力も強くなり歩いて逃げるのが難しくなるので無理は禁物です。

《車の移動も注意を》

車での移動にも危険があります。

浸水の深さが30cmに達するとエンジンが止まり、さらに深さが増すとドアが開けにくくなるうえ、車ごと流される場合があります。

車が浸水し始めたら、すぐに外に出てください。

《土砂崩れが起きていたら》

避難しようとした時に、すでに周辺で土砂崩れなどが発生するなど、避難所に向かうのが危険な場合は崖や川から少しでも離れた建物に移動することも命を守るひとつの方法です。

最後の手段「垂直避難」

家から外に出るのが危険で、自宅にとどまらざるを得ない時は、建物の2階以上や、崖や斜面の反対側の部屋に移動することで、安全を確保できることもあります。

ただし、これはあくまでも最後の手段です。

過去の災害では、大量の水と土砂、流木に家ごと流され、犠牲になった人も数多くいます。

状況が悪化する前の避難を

状況が悪化してからの避難は大きな危険を伴い、日中と比べ、夜間は周囲の状況を把握するのが難しくなります。

「今までの大雨でも何も無かったから自分は大丈夫」と考えてしまいがちですが、状況が悪化する前に避難すれば命は助かります。

とにかく早めの行動を心がけ、避難するようにしてください。

松野官房長官「避難情報や最新の気象情報に留意を」

松野官房長官は午後の記者会見で「きょう午後2時の時点では、重傷者1名、軽傷者7名の人的被害が出ているとの報告を受けており、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げる」と述べるとともに、政府として引き続き緊張感を持って災害対応にあたる考えを示しました。

そのうえで「今月3日にかけて、西日本から東日本では大雨となる見込みだ。一部地域では線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まる可能性があり、避難情報や最新の気象情報に留意してもらいたい」と述べました。

 

私のコメント :  令和5年6月2日、大型の台風2号により前線が活発となり、2日、西日本から東日本の太平洋側が大雨に見舞われた。
令和5年6月2日、国内の文化財保護活動、祭祀継承、並び、その対策、自然災害 防災対策、群発地震対策 等の一貫で 山口県 各区割 衆議院議員 候補者 調整 等 もあり、山口県 山口市 県内の衆議院議員として、その当選回数が多い すぎた水脈 代議士秘書と私は、面談する。
その際、山口県 区割 衆議院議員 候補者 における調整 等 ・・・その お互いの意見交換も行った。