チャールズ英国王の戴冠式、出席する人しない人
7時間前
チャールズ英国王の戴冠式、出席する人しない人 - BBCニュース 配信より
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チャーリー・アダムズ、BBCニュース
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チャールズ英国王とカミラ王妃は6日に戴冠式を控える
昨年9月に即位したイギリス国王チャールズ3世の戴冠式が目前に迫り、招待客リストに載っている人とそうでない人が明らかになってきた。
チャールズ国王は6日、カミラ王妃と共に、ロンドンのウェストミンスター寺院で戴冠式に臨む。
国王は、昨年亡くなった母親のエリザベス女王の戴冠式(1953年)よりも小規模かつ短時間の、そしてより多様な内容の戴冠式にすることを選んだ。
招待状は約2000人に送られている。これまでに判明している招待客の一部を紹介する。
英王室メンバー
多くのイベントと同様、家族がしばしば優先される。まずは、チャールズ国王とカミラ王妃の親族の多くが出席する予定だ。
ウェールズ公ウィリアム皇太子とウェールズ公妃キャサリン妃、国王の妹アン王女と弟エディンバラ公爵エドワード王子も出席することになっている。
多くの憶測を呼んだハリー王子は出席が確認されているが、妻メガン妃は欠席する。戴冠式が行われる6日は、夫妻の息子アーチー王子の4歳の誕生日でもある。
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政治家、各国指導者、外国王室
約2000人の出席者には、主要政治家や各国リーダーも含まれる。国家行事なので、招待客リストに誰を載せるかは政府に決定権がある。
リシ・スーナク首相は、閣僚や貴族院(上院)議員らとともに出席する予定だ。
報道によれば、リズ・トラスさんやトニー・ブレアさんら歴代英首相や、スコットランド自治政府のハムザ・ユーサフ第一首相も出席する見通し。
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チャールズ国王とエマニュエル・マクロン仏大統領(右)
フランスのエマニュエル・マクロン大統領も出席する。チャールズ国王は3月にフランスを公式訪問する予定だったが、同国で年金改革への抗議デモが激しくなったため延期された。英紙タイムズは消息筋の話として、マクロン氏はイギリスへの「友情、敬意、尊重」を示すために出席すると報じた。
アメリカのジョー・バイデン大統領は、4月にチャールズ国王と電話協議をした際に欠席を伝えた。代わりに妻のジル・バイデンさんが出席する。
ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領とオーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、ともに出席の予定だと表明している。パキスタンのシャバズ・シャリフ首相とフィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領も出席する見通しだと、それぞれの国で報じられている。
また、複数宗教・宗派の指導者や英連邦各国の代表らが出席する予定。
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日本の皇族からは秋篠宮さま(左)と妻紀子さま(中)が出席する
外国の王室メンバーらもロンドンを訪れ、戴冠式に出席すると報じられている。
モナコのアルベール公とシャルレーヌ公妃、スペインのフェリペ国王とレティシア王妃、日本の秋篠宮さまと妻の紀子さま、スウェーデンのカール16世グスタフ国王と娘のヴィクトリア王女などだ。
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長も出席するとみられている。同委員長は2月、ウィンザー城で国王と茶を飲んだ。
ボランティア、軍人、慈善事業者
チャールズ国王とカミラ王妃は、地域社会の代表850人も戴冠式に招いている。それらの人々の慈善活動をたたえてのことだ。
大英帝国メダル(BEM)の受章者450人と、王室が選んだグループの若者400人だ。
BEMを受けた元消防士ジョン・アンダーソンさんは、招待され「栄誉」に思うと述べた。
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ジョン・アンダーソンさんと妻マーガレットさん
また、地元のホスピスへの寄付を募ろうと3年間テントで寝泊まりし、「テントの少年」として知られるようになった10代のマックス・ウージーさんも招待された。
軍人も6000人以上、戴冠式に出席する。軍の式典への関与としては過去70年で最大規模。
さらに、退役軍人と国民保健サービス(NHS)職員ら数千人が、戴冠式(行列や儀礼飛行を含む)をバッキンガム宮殿前の特別な展望台から見られるよう招待されている。
有名人の出席めぐり憶測
国王と王妃と親しい著名人が招待されるのか、さまざまな憶測が出ている。少なくとも数人については、若者支援の慈善団体「皇太子信託基金」とのつながりで招待されることが分かっている。基金は国王が1976年、皇太子時代に創設した。この基金を長く支援し親善大使を務めるテレビスターのアント&デックは、戴冠式に出席する。同じく親善大使を務める、ファッション誌「ヴォーグ」イギリス版のエドワード・エニンフル編集長と歌手のライオネル・リッチーさんも式典に出席する。また、バンド「ステレオフォニックス」のリードシンガーのケリー・ジョーンズさんや、テレビで人気のマジシャンのダイナモ(本名スティーヴン・フレイン)さんなど、若者時代に同基金の支援を受けた数人も招待されている。英民放スカイ・ニュースによると、デイム・ジョアナ・ラムリーも出席し、同局の当日の放送に加わるという。
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女優ジョアナ・ラムリーさん(右)は2013年に当時のチャールズ皇太子と式典で同席した
ほかに出席を表明している有名人はいないが、王室と関係の深い有名人が出席する可能性はある。
2005年にウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で、チャールズ皇太子(当時)とカミラさんの結婚を祝福する催しが行われた際には、多くの有名人が出席した。ジョアナ・ラムリーさんのほか、コメディアンのスティーヴン・フライさんとローワン・アトキンソンさん、俳優のリチャード・E・グラントさんやプルネラ・スケイルズさんなどだ。
また、サッカー元イングランド代表のデイヴィッド・ベッカムさんと妻ヴィクトリア・ベッカムさんも、戴冠式の招待されているとうわさされている。夫妻はウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式や、ハリー王子とメガン妃の結婚式にも出席。デイヴィッド・ベッカムさんは女王エリザベス2世のひつぎの公開安置では、列に12時間並んだ。
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金色の馬車2台を使用、イギリス国王チャールズ3世の戴冠式
(英語記事 Who is going to the coronation - and who isn't?)
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