四国電力 昨年度の業績予想 270億円の最終赤字に下方修正

香川 NEWS WEB 配信より

 

四国電力 昨年度の業績予想 270億円の最終赤字に下方修正|NHK 香川県のニュース

 

四国電力は、昨年度1年間のグループ全体の業績について、これまでの見通しから下方修正し、270億円の最終赤字になるとの見通しを明らかにしました。

四国電力が発表した昨年度1年間のグループ全体の業績予想によりますと、本業の損益を示す営業損益は、これまで見込んでいた450億円の赤字から赤字幅が縮小し、180億円の赤字を見込んでいます。

これは、燃料価格の高騰で見込んでいたコストの増加分が、このところの価格低下によって抑えられたためだとしています。

一方で最終的な損益は、子会社を通じて出資している台湾の風力発電事業で、工事が遅延したことによるコストの増加が見込まれるとして、180億円余りの損失を計上したほか、法人税の負担も増加したことから、これまでの250億円の赤字から下方修正し、270億円の赤字を見込んでいます。

赤字額としては、過去2番目の大きさです。