南海トラフ巨大地震 揺れから身を守るために
配信より
南海トラフ巨大地震 揺れから身を守るために|NHK 山口県のニュース
ここ山口県でも南海トラフ巨大地震では、激しい揺れが想定されています。
県が平成26年に公表した想定では震源の位置など最も最悪のケースの場合、ところによっては県の東部を中心に岩国市、柳井市、周防大島町、和木町、上関町、田布施町、平生町の7つの市と町で震度6弱以上の揺れが想定されています。激しい揺れによる建物の倒壊などで、けが人は1300人を超えると想定されています。
どんな揺れが襲うのか、被害想定を作成した専門家に話しを聞きました。山口大学大学研究推進機構三浦房紀特命教授は「強い揺れが2、3分。人間が感じる揺れは3、4分。と考えていただけたら。相当に長く揺れます。しかも強い揺れがね/物が壊れてもしょうがない。だけど、自分がけがをしなければ、あとは何とでもなるので、まずはケガをしないことを最優先に考えてほしい」。
また、三浦特命教授によりますと、東部で揺れの想定が大きいのは、南海トラフ巨大地震で想定されている震源が県東部の方が近いからだということです。
こうした状況で、一番大事なのはあわてないことです。
山口県は南海トラフの地震の震源から離れているため、緊急地震速報が出て実際に揺れがくるまで、数十秒は時間があるとされています。揺れで怖いのは、上からものが落ちてきたり家具などが倒れたりすることですから、この間になるべく早く、家具などが少ないところ、安全なところに移動することが重要です。また、寝室にはタンスや本棚など倒れてくるようなものはできるだけ置かないようにして、置く場合は倒れないよう固定しておくことが大切です。
地震は突然やってきます。自分や大切な人の命を守るために「いまできること」を、ぜひ確認してください。
私のコメント : 令和5年3月9日、地震は突然やってきます。自分や大切な人の命を守るために「いまできること」を、確認してください。