「これから起きることは政府が責任を負うだろう」丸山島根知事、マスクの着用は個人判断に委ねるも…

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「これから起きることは政府が責任を負うだろう」丸山島根知事、マスクの着用は個人判断に委ねるも…(山陰中央新報) - Yahoo!ニュース

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山陰中央新報

丸山達也知事(資料)

 

新型コロナウイルスの感染対策のマスク着用を3月13日以降は個人の判断に委ねるとした政府方針について、島根県が28日、県独自の対応は取らず、方針に沿うと明らかにした。

 

県民に対し、医療機関の受診や混雑したバスへの乗車時などは「着用を奨励する」とした。着用か未着用を判断する場合は、感染を避けたいと考える人がいる点を踏まえるよう求めた。  

 

対策本部会議で丸山達也知事は、3月13日以降、県内でも個人の判断に委ねる考えを示しつつ「(マスク着用は)自分が感染しないためだけでなく、他人に感染させないための有効な手段だ」と強調。

 

ほとんどの感染者が無症状や軽症で快方に向かうことを理由に、着用に消極的になる人たちの心情に理解を示しながらも、高齢者ら重症化リスクの高い人が感染する可能性が高まると指摘した。  

 

政府方針に逆行してでも県民にマスク着用を求めなかった理由について丸山知事は、会議後の記者会見で「県が独自にどうこうと言っても、県民に理解をいただくのは難しい」と説明。

 

マスクを外す流れが強まり、感染者数や死者数が増える可能性が高まることを念頭に「これから起きることは政府が責任を負うだろう。戦略の誤りを戦術で修正はできず、戦略が正しいことを祈る」と述べた。

 

 このほか、県庁内での感染拡大による行政サービスの低下を避けるため、教育委員会と県警本部を除く県職員は3月13日以降も当面の間、マスクを着用して業務に当たるとした。   

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