教員不足で1学級の上限38人に増やす　山口県教委「苦渋の決断」　中学2、3年

2/15(水) 20:17　中国新聞デジタル　配信より

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山口県庁

山口県教委が2023年度、公立中の2、3年で1学級の生徒数の上限を35人から38人に増やすことが15日、分かった。

教員不足が理由で、学級数を減らして教科の未履修を防ぎ、担任を確保する。県教委は「苦渋の決断」としている。

中学2、3年の学級は国基準で40人を上限とする。県はきめ細かく指導するため04年度から35人にしていた。 　

県教委によると、23年度採用の公立校教員試験の志願者は1967年度以降で最少の1065人。

志願倍率は2・9倍で2番目に低かった。

中学校の志願者も記録が残る01年度以降で最少の296人で、倍率も最も低い3・0倍だった。

中国新聞社

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