“菅前総理の応援拒否”騒動の「北九州市長選」で自民候補まさかの大苦戦 「麻生太郎」の思惑通りに?
2/2(木) 6:03 デイリー新潮 配信 より


https://news.yahoo.co.jp/articles/f547b9080d9da33b3cf61ad8bb6046b10cfd9e2f?page=2

デイリー新潮

因縁の戦い

さらに、もう一つ大きな理由があるという。

「話は北橋健治氏が初当選を果たした、2007年2月の北九州市長選に遡ります。自民党は当時、別の候補を立てていたのですが、落選。その時の選対本部長を務めていたのが、他ならぬ麻生氏だったのです。以来麻生氏は、北橋氏に対して忸怩たる思いを抱いており、その北橋氏が全面的にバックアップするという津森氏を、どうしても応援したくなかったというのが大きいのです」

 もちろん、今回の選挙では、麻生氏は表立っては全く動いていない。しかし、

「自民党の北九州市議や県議のなかで、麻生氏に近い人たちは、そうした麻生氏の思いを汲み、表向きは津森氏を応援しつつも、裏では武内氏側につき、自身の後援者らを紹介するなど、積極的にサポートしているのです。この動きがどこまで広がっているのか、津森陣営は把握できていません。また、とにかく勝ち馬に乗っかることが最重要課題の公明党の後援者たちも、津森氏に推薦こそ出しているものの、情勢を見極めて動きを変えてくる可能性はある。津森陣営内部にも、疑心暗鬼の輪が広がっていますよ」

 麻生氏にとっては、二つの意味で因縁の戦いだったというわけだ。激戦の結果や、いかに。

デイリー新潮編集部

新潮社

前へ
1
2
次へ
2/2ページ

【関連記事】
岸田総理、「国民の責任」発言で「何で言ってねえことで批判されなきゃいけねえんだ」
ロングヘアにボディコン姿「ジュリアナ」のVIP席でたむろ 型破り「安倍昭恵」の酔狂伝説
統一教会とズブズブで安倍派は“悪の権化”呼ばわり 派閥議員からついに出始めた意外な声とは
【女性議員の路チュー】田中美絵子、中川郁子、吉良佳子の場合【写真3枚】
【田中角栄の殺し文句】相手を待たせた時にどう言うか――プライドをくすぐる「殺し文句」とは

最終更新:2/2(木) 6:03 デイリー新潮