中岡慎太郎の墓前祭 北川村

 

中岡慎太郎の墓前祭 北川村|NHK 高知県のニュース

 

幕末の志士、中岡慎太郎の命日とされる17日、墓前祭が出身地の北川村で行われました。

中岡慎太郎は、現在の北川村出身の幕末の志士で、坂本龍馬とともに、慶応3年に京都で襲撃され、11月17日に亡くなったとされています。

ことしは中岡慎太郎の没後155年にあたり、命日とされる17日、遺髪が埋葬されている北川村の松林寺で墓前祭が行われました。

例年は100人規模で行われている墓前祭ですが、新型コロナウイルスの感染対策として、去年に引き続き、規模を縮小して顕彰会のメンバーなど10人余りが参加して行われました。

この中で、顕彰会の阿部米一朗理事長が、「世界が不安定な時こそ、前例にとらわれず考え行動すれば、危機を乗り越え、新たな時代を迎える事を信じ、先生の思いを継いで参ります」と挨拶しました。

このあと、参加者たちが一人一人、祭壇に玉串をささげました。

顕彰会の阿部理事長は、「私たちも慎太郎の意思と行動力を参考にさせていただきながら、これからも頑張っていきたいと思っております」と話していました。