県の新型コロナウイルスへの対応目安 6段階に変更へ
県の新型コロナウイルスへの対応目安 6段階に変更へ|NHK 高知県のニュース
配信より
県は、これまで5段階としていた新型コロナウイルスへの県独自の対応の目安について、国が示した新たな対応方針にあわせる形で、これまで「特別対策」としていた最も高い段階を2つに分けて6段階に変更し、さらなる感染拡大に備えることになりました。
県は17日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、この中で今月に入ってから県内では、新規の感染者の増加傾向が続いていることが報告されました。
そのうえで、今月11日に国の分科会が示した新たな対応方針に合わせる形で、県独自の新型コロナウイルスへの対応の目安を、これまでの5段階から6段階に見直し、今後の感染拡大に備えるとしています。
具体的には、これまで「特別対策」としていた最も高い段階を2つに分け、病床の占有率が50%以上の場合を「対策強化」、80%以上の場合を「特別対策」とします。
またこれまで「特別警戒」としていた病床占有率が40%以上の場合については、「警戒強化」に名称を改め、判断の指標となる病床の占有率を30%以上に引き下げます。
あわせて県は、陽性になった人が自宅から医師の診察を受けられるオンライン診療センターを今月21日から再開するほか、高齢者施設などで働く人を対象とした新型コロナの集中検査を今月末から始めることを明らかにしました。
浜田知事は、「現在の対応の目安は『注意』の段階に、ぎりぎりとどまっているが、近日中に引き上げなければならなくなる可能性がかなり高い。県民の皆さんには換気などの感染対策を徹底してもらいたい」と述べました。