鳥インフルエンザ相次ぐ 道が約200の農場に緊急消毒を命令
鳥インフルエンザ相次ぐ 道が約200の農場に緊急消毒を命令|NHK 北海道のニュース
道内の養鶏場で鳥インフルエンザウイルスが相次いで検出されたことを受けて、道は11月20日から道内およそ200の農場を対象に法律に基づいて出入りする車両などの消毒を徹底するよう命じる緊急消毒の命令を出しました。
道内では10月以降、胆振の厚真町と伊達市の養鶏場で死んだニワトリから致死率が高い「高病原性」の鳥インフルエンザウイルスが相次いで検出され、ニワトリ合わせて30万羽以上が処分されました。
また、野鳥から検出されるケースも今シーズンに入ってすでに5例、確認されています。
これを受けて、道は農場へのウイルスの侵入を防ぐため「家畜伝染病予防法」に基づく緊急消毒の命令を出しました。
対象は100羽以上のニワトリを飼育する養鶏場など道内およそ200の農場で、11月20日から12月31日までの間、場内に出入りする車両のほか、立ち入る際の長靴や持ち込む資材などの消毒を徹底するよう命じています。
道は「ウイルスの侵入を防ぐため、強い危機意識を持って発生防止に取り組みたい」としています。