静岡市清水区 約5万5000世帯で断水続く 復旧のめどたたず

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静岡市清水区 約5万5000世帯で断水続く 復旧のめどたたず | NHK | 気象

配信より

 

台風15号と台風から変わった温帯低気圧の影響で記録的な大雨となった静岡市では、今もおよそ5万5000世帯で断水が続いていて、給水車の数を増やして対応することにしています。

 

静岡市では清水区内に水道水を供給している興津川にある取水口で、土砂や流木などが詰まって水を取り込むことができなくなり、24日昼前から清水区のおよそ5万5000世帯で断水が続いています。

市によりますと、川の水位が高く土砂や流木の撤去ができていないことから復旧のめどは立っていないということで、給水車の数を24日よりも増やし、28か所に出して対応することにしています。

今回の大雨で静岡県内では24日までに2人が死亡、1人が行方不明になっているほか、各地で浸水の被害も相次ぎ、24日午後6時の時点で、合わせて12の市と町で床上浸水が1190棟、床下浸水が690棟確認されています。

東海3県から給水車派遣へ

大規模な断水が続く静岡市を支援するため、東海3県から給水車が派遣されることになりました。

静岡市の要請を受け、愛知県と岐阜県それに三重県内の自治体から合わせて10台の給水車が派遣されることになり、このうち名古屋市では24日夜、職員30人余りが集まって出発式が行われました。

この中で上下水道局の飯田貢局長は「これまでの経験をいかして静岡市民に寄り添い、全力で活動して下さい」とあいさつしました。

名古屋市から派遣されるのは職員7人と給水車1台で、静岡市に向けて出発しました。

名古屋市によりますと東海3県からの10台の給水車は水道水の供給が再開されるまで活動する予定だということです。

派遣される名古屋市の平野芳茂さんは「水がないと生活すべてが困ってしまうと思う。住民に寄り添って声をかけながら活動していきたい」と話していました。

 

私のコメント :  令和4年9月25日、大規模な断水が続く静岡市を支援するため、東海3県から給水車が派遣されることになりました。静岡市の要請を受け、愛知県と岐阜県それに三重県内の自治体から合わせて10台の給水車が派遣されることになり、このうち名古屋市では24日夜、職員30人余りが集まって出発式が行われました。

 

今後、静岡県内の被災地における ボランティア活動も、各自治体、社会福祉協議会 からは その配慮が必要と感じられます。