山口市新庁舎建設「活断層なし」
9/9(金) 20:46 yab山口朝日放送 配信より
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山口朝日放送
山口市役所の建て替えを巡る活断層問題について市は7日、再調査の結果、「活断層は存在しない」と発表しました。
山口市の伊藤和貴市長は会見を開き活断層の再調査の結果を発表しました。
伊藤和貴市長「本市といたしましては整備区域内に活断層は存在しないと判断いたしまして、予定通りに市本庁舎の整備を進めるものでございます」。
山口市は2019年新庁舎の整備区域で調査を行い「活断層はない」との調査結果を発表していました。
しかし、今年3月、市内の地質学者らが調査結果には不備があるとして第三者委員会を設置して検証するよう市に要望していました。
市から委託を受けた山口大学は再調査した結果「整備区域内には断層活動は認められない」と結論づけました。
また山口大学は第三者組織を設置して調査結果を点検したということです。
伊藤和貴市長「第三者組織による客観的な評価の過程においても疑義等はなかったと伺っています」。市は要望のあった第三者委員会は設置しないと発表しました。
市に要望を出した山口大学大学院の元教授、金折裕司さんは「第三者組織のメンバーは、同じ大学の同じ学科の研究者であり、第三者が点検したと言えるのか疑問が残る」と話しています。
市は新庁舎の建設について来月、工事業者の入札公告を行い今年度中の着工を目指す従来通りのスケジュールで進めていく方針です。
最終更新:9/9(金) 20:46 yab山口朝日放送
私のコメント : 令和4年9月10日、山口市役所の建て替えを巡る活断層問題について市は7日、再調査の結果、「活断層は存在しない」と発表しました。
山口市の伊藤和貴市長は会見を開き活断層の再調査の結果を発表しました。
山口市に要望を出した山口大学大学院の元教授、金折裕司さんは「第三者組織のメンバーは、同じ大学の同じ学科の研究者であり、第三者が点検したと言えるのか疑問が残る」と話しています。