KDDI通信障害、復旧後もつながりにくい状態続く。本格再開時間は別途告知
7/3(日) 16:32 PHILE WEB 配信より
 
 
PHILE WEB (写真:PHILE WEB)

KDDIは、7月2日1時35分頃から発生した通信サービス障害について、3日午後18時時点での状況を発表した。
iPhoneの場合、アンテナピクトが立っていなくてもデータ通信できる場合がある
西日本は11時頃に復旧作業を終了したが、ネットワーク試験の検証中で、流量制御などの対処を講じているため、利用しづらい状況が継続している。本格再開する時間は別途告知するとしている。
東日本も、17時30分頃に復旧作業を終了した。ただし西日本同様に、流量制御などを行っているため、利用しづらい状況が続いているという。
なおiPhoneの場合、アンテナ表示が立っていなくても、データ通信が利用できることがあるという。
通信障害が発生しているサービスは、au携帯電話、UQ mobile携帯電話、povo、au回線利用事業者の音声通信、ホームプラス電話、ホーム電話、auフェムトセル、SMS送受信。
今回の障害は、7月2日未明の設備障害によって、VoLTE交換機でトラフィックの輻輳が生じたことが原因と同社では説明している。
※7月3日18時時点の情報に更新しました
PHILE WEB編集部

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最終更新:7/3(日) 18:21 PHILE WEB
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au通信障害の原因は「設備故障による通話(VoLTE)交換機での混雑」、緊急地震速報は受信可

関口 聖2022年7月2日 17:44
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1421988.html?dicbo=v2-9b9e36463995561042ef868f7edcc663
KDDIは、auやUQ mobile povoなどで2日未明から発生している通信障害について、原因が設備障害による音声通話(VoLTE)交換機での混雑(輻輳)であることを明らかにした。
障害は2日17時30分時点でも続いている。
 輻輳(ふくそう)とは、いわば、通信ネットワーク内での大渋滞を意味する言葉。同社によれば、2日未明の設備障害で、輻輳が発生した。
 そこで、混雑を軽減するため、流量規制などを実施。そのため、個人・法人ともに、データ通信や音声通話が利用しづらい状況となっている。
規制中のため、アンテナピクトは立たないが、iPhoneであれば、通信できることがあるという。
 緊急電話も利用しづらいため、公衆電話などを利用するよう案内されている。
 なお、緊急地震速報の受信には問題がないという。
【追記 2022/07/03 1:41】
 KDDIは、3日朝の復旧を目指すことを初めて明らかにした。障害は現在、回復傾向にあるという。
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KDDIがイーロン・マスク氏率いるSpaceXと業務提携、衛星通信「Starlink」活用へ
関口 聖2021年9月13日 10:45
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1350491.html

KDDIは、米Space Exploration Technologies(SpaceX)が開発した衛星通信サービス「Stalink」を利用する契約を締結した。
auの基地局のバックホール回線として用いる。
今回の契約により、これまでサービスエリアになっていなかった山間部、島嶼地域でのエリア展開のほか、災害対策での活用が想定されており、全国約1200カ所で順次導入される。
KDDIによれば、「Starlink」の通信衛星は、高度約550kmの低軌道上に配置され、従来の静止軌道衛星と比べて地表からの距離が1/65となり、遅延を減らし、100Mbps以上の高速通信が実現される。
これまでに「Starlink」はグローバルで10万人以上に初期のベータ版が提供されており、人口の多いエリアがカバーされている。
実験試験局の交付を受けたKDDIでは、衛星と地上の通信網を繋ぐゲートウェイ局(地上局)をKDDI山口衛星通信所に構築し、技術検証が進められている。


私のコメント : 令和4年7月3日、KDDIは、auやUQ mobile povoなどで2日未明から発生している通信障害について、原因が設備障害による音声通話(VoLTE)交換機での混雑(輻輳)であることを明らかにしている。

KDDIは、昨年9月頃に、米Space Exploration Technologies(SpaceX)が開発した衛星通信サービス「Stalink」を利用する契約を締結している。実験試験局の交付を受けたKDDIでは、衛星と地上の通信網を繋ぐゲートウェイ局(地上局)をKDDI山口衛星通信所に構築し、技術検証が進められている。

KDDIは、3日朝の復旧を目指すことを初めて明らかにしたが、しかし、再度、同様な電波 事故が発生していかないよう、山口県内における 行政における アマチュア無線家、その無線関係の有識者も交え、その多角的な検証も、今回は、必要と思われる。