首相、開成高の同窓会出席 結束確認か
産経新聞配信より
首相、開成高の同窓会出席 結束確認か(産経新聞) - Yahoo!ニュース
岸田文雄首相は31日、東京都内で開かれた母校・私立開成高校(荒川区)OBの国会議員やキャリア官僚らでつくる同窓会「永霞(えいか)会」のパーティーに就任後初めて出席した。
同校OBは、岸田政権を支える嶋田隆首相秘書官や小林鷹之経済安全保障担当相らが名を連ねる。
出席者によると、首相は「人のご縁というものをすごく大切に感じる。その中でも同じ学校に通った同窓生は本当に良いものだ」とあいさつしたという。
同校OBには官僚が多いが、橋本龍太郎、福田康夫両元首相らを輩出した同じ「御三家」の麻布高校(港区)と比較すると長年首相は出せておらず、「岸田首相」の誕生は悲願だった。
首相自身の愛校心も強く、著書の「岸田ビジョン」にも開成で野球に打ち込んだ経験に触れている。
平成29年の発足以降、首相が会長を務めており、実質的な首相の「応援団」との見方もある。パーティーの出席を通じ、政権を支えるOBらの結束を確認する狙いがあるとみられる。(竹之内秀介)