17回目の「竹島の日」式典 関係閣僚の出席は今年も見送り(島根・松江市) 

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17回目の「竹島の日」式典 関係閣僚の出席は今年も見送り(島根・松江市) (TSKさんいん中央テレビ) - Yahoo!ニュース

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山陰中央テレビ

 

2月22日は島根県が制定した「竹島の日」です。

 

松江市では、午後、記念式典が行われましたが、17回目となる今年も県が求めてきた閣僚の出席は見送られました。

 

22日午後、松江市で行われた記念式典は新型コロナの影響を考慮し、一般参加者の入場が制限されたため、出席者はこれまでで最も少ない85人となりました。

 

島根県・丸山知事: 「竹島問題の解決のためには、日韓両国政府レベルでの話し合いが不可欠であります。外交交渉の場で竹島の問題が話し合われるよう、引き続き強く要望する」

 

また、丸山知事は、不法占拠の既成事実化を狙う韓国の動きに対し、毅然とした姿勢で臨むよう政府に求めました。

 

一方、政府からは、大臣を補佐する政務官が式典に出席しました。

 

小寺裕雄内閣府政務官: 「一歩も引くことなく、毅然とした態度で我が国の立場を韓国側に伝え、今後とも粘り強く対応する」」

 

政務官の出席は今年で10年目となりますが、県がかねてから求めている総理や関係閣僚の出席は実現しませんでした。

山陰中央テレビ

 

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2月22日は「竹島の日」 丸山知事「外交交渉で解決を」

2月22日は「竹島の日」 丸山知事「外交交渉で解決を」|NHK 島根県のニュース

 

きょう2月22日は島根県が条例で定める「竹島の日」です。

 

新型コロナウイルスの影響が続くなか、島根県は、初めて一般の参加者を入れずに規模を縮小して式典を開き、丸山知事は、外交交渉による問題解決を政府に求めました。

島根県は、明治時代に竹島を県の所管とした2月22日を条例で「竹島の日」と定め、毎年、松江市で式典を開いています。

17回目となる式典は、20日まで県内全域に「まん延防止等重点措置」が適用されていたことなどから、感染対策のために初めて一般の参加者を入れず、例年の5分の1ほどに規模を縮小して開催されました。

 

式典で、丸山知事は、「竹島は日本固有の領土である」としたうえで、「領土問題は国家間の問題で、外交交渉の場で竹島問題が話し合われるよう引き続き強く要望する」と述べ、外交交渉による解決を政府に求めました。

 

これに対し、政府から式典に派遣された内閣府の小寺裕雄政務官は、「国際法上なんら根拠のない韓国による竹島の不法占拠は、決して容認できるものではない。日本は、国際法にのっとって平和的に紛争を解決する考えだ。一歩も引くことなく毅然とした態度で、粘り強く我が国の立場を伝えていく」と述べ、問題解決に引き続き取り組んでいく姿勢を示しました。

【小寺裕雄政務官 竹島資料室視察】
22日の竹島の日に合わせて政府から派遣された、内閣府で領土問題を担当する小寺裕雄政務官は、式典に先立って松江市にある竹島資料室を視察しました。

 

内閣府で領土問題を担当する小寺政務官は、22日午前11時半過ぎに松江市の竹島資料室を訪れました。

 

小寺政務官は、資料室の藤原弘啓発推進員から説明を受けながら、

▼韓国側が領有権を主張する論拠としている過去の文献に対する日本の専門家の分析をまとめたパネルや、

 

▼竹島について学んだ中学生が今後どのように問題に向き合っていきたいのかをつづった作文などをおよそ30分かけて見て回っていました。

【市民団体「県土・竹島を守る会」諏訪邊泰敬会長は】
22日、式典に出席した、竹島問題についての啓発活動をしている市民団体「県土・竹島を守る会」の諏訪邊泰敬会長は、「ことしも、政府は首相や大臣ではなく、政務官を派遣してきて残念だ。

 

北方領土のように、今後は竹島の日にも国として式典を開いてほしい。

 

市民の皆さんにも竹島のことを知ってもらい、何が正しいか考えてほしい」と話していました。

【池田隠岐の島町長 「より一般の人に理解を」】
式典のあと、竹島がある隠岐の島町の池田高世偉町長は、「コロナ禍でも式典を継続開催していただいたことに感謝したい。竹島問題の解決には我々だけではなく、全国的な協力が必要だ」と述べました。

 

一方で、新型コロナの影響で式典の規模が縮小され、一般の参加者が見送られたことについては、「コロナ禍なのでしかたないことだと思うが、本音を言えば政府を動かすには、竹島を知らない一般の人たちにもっと話を聞いてもらうことが必要だ」と述べ、式典がより多くの人が竹島問題に関心を持つ機会になってほしかったという胸の内を明かしました。

【丸山知事「歩み停止は後退」】
式典のあと、島根県の丸山知事は、報道陣の取材に対して、「竹島問題の解決に向けて目に見える進展がなかったとしても、歩みを止めることは後退を意味する。こうした危機意識を持ち、竹島問題に対する国民世論を高めるなど、政府が積極的に動く環境作りを行っていきたい」と述べ、今後も政府に働きかけを続けることを強調しました。

 

そのうえで、去年に続いてコロナ禍での開催となって出席者の人数を大幅に制限せざるを得なかったことについては、「状況をふまえると一般の方の参加は実施できなかったが、今後の活動でその分を補っていきたい」と述べました。

【小寺政務官「政府と県でともに主張を」】
式典のあと、政府から派遣された小寺裕雄政務官は、「日本政府としては、わが国の主張をしっかりと韓国側に伝えることによって、韓国側の態度が変わるようにこれからも努めていきたいと考えている」と述べました。

 

そのうえで、「様々な研究によって新たな地図や資料が見つかり、日本の主張がしっかりと形作られているのではないかと思う。政府と島根県とが一緒になってそれぞれの立場で竹島の主権を主張していくことが大事であると考えている」と話していました。

【「竹島の日」韓国外務省は「強く抗議」】
松江市で、22日、「竹島の日」の式典が開かれたことについて、竹島を「トクト」と呼んで領有権を主張する韓国政府は、外務省報道官の声明を発表しました。

 

声明では、「日本がつまらない挑発を繰り返していることに強く抗議し、この行事を速やかに廃止するよう厳重に求める」と反発しました。


そのうえで、「島は歴史的、地理的、国際法的に韓国固有の領土であり、日本政府は不当な主張を直ちにやめて、謙虚な姿勢で歴史を直視すべきだ」としています。

 

私のコメント :  令和4年2月22日、17回目の「竹島の日」式典のあと、島根県 丸山達也 知事は、「竹島問題の解決に向けて目に見える進展がなかったとしても、歩みを止めることは後退を意味する。こうした危機意識を持ち、竹島問題に対する国民世論を高めるなど、政府が積極的に動く環境作りを行っていきたい」と述べ、今後も政府に働きかけを続けることを強調しました。去年に続いてコロナ禍での開催となって出席者の人数を大幅に制限せざるを得なかったことについては、「状況をふまえると一般の方の参加は実施できなかったが、今後の活動でその分を補っていきたい」と述べました。ウクライナ問題と竹島問題は、相互に、その時事内容についても、関連をしている。
 
 
 
 
 
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