平屋副知事も勧誘行為 共産党が任命責任問う要請署提出
平屋副知事も勧誘行為 共産党が任命責任問う要請署提出|NHK 山口県のニュース
去年の衆議院選挙をめぐる選挙違反事件で、後任として就任した副知事も過去に特定の候補者の後援会への勧誘を行っていたことについて、共産党山口県委員会は19日、県に対して任命責任などを問う要請書を提出しました。
去年10月に行われた衆議院選挙をめぐって、当時の副知事が候補者の後援会の入会申込書を部下に配らせて職員を勧誘したとして、公職選挙法違反の罪で略式起訴され辞職し、その後任として県の総合企画部長を務めていた平屋隆之副知事が就任しました。
しかし、就任後の会見で平屋副知事も過去に選挙で特定の候補者の後援会への加入を部下に勧めたことがあることを明らかにしました。
これを受けて共産党山口県委員会の委員長や県議など4人が19日、村岡知事による副知事の任命責任が問われているとして、県人事課の担当者に要請書を手渡しました。
要請書では村岡知事に対し、平屋副知事が過去に選挙で勧誘行為を行っていたことを任命前に把握していたのか明らかにするとともに、副知事の人選を考え直すよう求めています。
県人事課の担当者は「いただいた意見を踏まえて対応してきたい」と述べるにとどまりました。
共産党山口県委員会の吉田貞好委員長は、「県民は納得していないと思うので、今月末までに回答してもらえるように求めたい」と話しています。
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山口県知事選挙20日に告示 現職と新人が立候補へ
任期満了に伴う山口県知事選挙は20日に告示され、現職と新人の、あわせて2人が立候補する見通しです。
山口県知事選挙にこれまでに立候補を表明しているのは、いずれも無所属の、3期目を目指す現職で自民党と公明党が推薦する村岡嗣政氏(49)と、新人で、共産党が推薦し社民党が支持する、新日本婦人の会山口県本部会長の千葉まり氏(68)の2人です。
今回の選挙は、現職の2期8年の県政運営に対する評価が最大の争点です。
山口県の人口はおよそ132万人とこの10年で11万6000人あまり減少していて、人口減少にどう対応していくかや、感染が拡大している新型コロナウイルス対策をどのように進めていくかなども争点になる見通しです。
各候補は感染状況を考慮しながら選挙運動を行うことにしています。
山口県知事選挙の立候補の受け付けは、20日の午前8時半から午後5時まで県の選挙管理委員会で行われ、17日間の選挙戦を経て2月6日に投開票が行われます。
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“三つ巴”石川県知事選…県議会第二会派からの推薦に山田氏「勇気百倍だ」馳氏・山野氏も精力的に
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“三つ巴”石川県知事選…県議会第二会派からの推薦に山田氏「勇気百倍だ」馳氏・山野氏も精力的に (fnn.jp)
配信より
今年3月の石川県知事選挙。自民党の馳浩元文部科学大臣と山田修路前参議院議員。それに金沢市の山野之義市長が立候補を表明しています。
保守分裂三つ巴の構図となる中、カギを握っているのが県議7人が所属する県議会第二会派の未来石川です。
これまで谷本知事を支えてきた県議会第二会派の未来石川は、19日午後議員総会を開き、全会一致で山田修路氏の推薦を決めました。
山田氏:
「推薦を頂けて勇気百倍だ。勝利に向けて頑張るので支援してほしい」
山田氏を選んだ理由は…。
吉田幹事長:
「県政にはバランス感覚が大事。行政経験があり山田さんが最も優れている」
一方、立候補の表明が3番手となった金沢市の山野市長は各方面に支援を求める活動を精力的に行っています。
18日夜は、立憲民主党の近藤和也代表と面会し、推薦願を手渡しました。馳氏と山田氏からも支援を求められている近藤代表は…。
近藤氏:
「メンバーが腑に落ちるような形でやらなければ、『だから私たちはこうなんだ』と示せないと思いますんで、そこはしっかりと丁寧にやっていかないといけない」
さらに19日、山野市長は公明党にも推薦を求めました。
一方、馳氏は18日、国会議員時代から自身を支えた企業後援会の総会に出席しました。
米沢寛会長代行:
「良い意味での新しい改革ができるのは私は馳浩さんしかいないという風に思っています」
馳氏:
「28年ぶりに知事が変わる局面を迎えている中で、退路を断ってこの場に立たせていただきました。大きな推進力となっていただきますよう心からお願い申し上げます」
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県議会第二会派は“山田氏”…石川県知事選 未来石川が山田修路前参院議員を推薦方針 19日決定
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県議会第二会派は“山田氏”…石川県知事選 未来石川が山田修路前参院議員を推薦方針 19日決定 (fnn.jp)
配信より
石川県議会第二会派で、これまで谷本知事を支援してきた未来石川は、今回の知事選で山田修路氏を推薦する方針をまとめました。
今年3月に実施される県知事選挙には自民党の馳浩元文部科学大臣と山田修路前参議院議員、それに金沢市の山野之義市長が立候補を表明しています。
保守分裂の三つどもえの構図となる中、3人は県議会第二会派でこれまで谷本知事を支援してきた未来石川に推薦や支援を要請していました。
こうした中、未来石川は山田修路氏を推薦する方針をまとめ、19日議員総会を開いて正式に決定する見込みです。
山田氏支持の理由は「金沢だけでなく能登から加賀までバランス良く石川県を発展させられる行政手腕を高く評価した」としています。
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南海トラフ巨大地震、40年以内の発生確率「90%程度」に引き上げ
配信より
(写真:読売新聞)
政府の地震調査委員会は13日、国内で可能性のある地震の最新の発生確率(1月1日現在)を公表し、南海トラフで今後40年以内にマグニチュード8~9級の地震が発生する確率を、前年の「80~90%」から「90%程度」に引き上げた。
周期的に発生する地震の場合、地震が起きていない期間が長くなるほど発生確率が上がる。一方で10年以内では「30%程度」、30年以内では「70~80%」の発生確率とし、各評価を前年のまま据え置いた。
東京大学名誉教授の平田直(なおし)・委員長は「日本は世界的にみて地震が起きやすい場所だ。どこで起きてもおかしくないので備えを進めてほしい」と話している。
【関連記事】
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能登半島で1年続く謎の地殻変動 3cm隆起した場所も、原因は水?
山野拓郎
能登半島で1年続く謎の地殻変動 3cm隆起した場所も、原因は水?:朝日新聞デジタル (asahi.com)
配信より

石川県能登地方で謎の地殻変動が1年続いている。3センチほど隆起した観測点があるほか、震度5弱など震度1以上の地震は約70回発生した。専門家は、地下から上昇してきた水が地殻を膨張させた可能性を指摘する。しかし、仮にそうだとして、その水はどこから来たのか。詳しい原因は不明なままだ。変動が終息に向かう兆候もなく、注視するしかないのが現状だ。
「なぜ地震活動と地殻変動が続いているのか、明確な理由が分からない。我々が経験していないことが起きている可能性もある」
2021年12月にあった地震調査委員会の会合後、能登地方の地震と地殻変動について記者から問われた平田直委員長は、専門家の間でも議論が続いている現状を明かした。
国土地理院によると、能登半島の先端にある珠洲市では20年12月ごろから隆起が続き、これまでに3センチほど隆起した地点もあった。
地震も増えている。金沢地方気象台によると、21年1月から12月22日までに震度1以上の地震が69回発生。21年9月16日には震度5弱の地震も起きた。体に感じない揺れも含めたマグニチュード(M)1以上の地震は3千回以上を数える。
京都大防災研究所付属地震予知研究センターの西村卓也准教授(測地学)は「ふつうは大きい地震のあとに余震が続き、発生数はだんだん減っていく。これだけ続くということは、地下に何らかの力がかかり続けていると考えないと説明がつかない」という。
地下でいったい何が起こっているのか。京大と金沢大のGPS観測では、地殻変動が始まって以降、震源周辺の地下10~15キロの地殻が膨らんでいることが分かっている。何かが大量にたまっているらしい。西村さんは、この「何か」が水ではないかと考えている。
水の供給源として考えられるのが、太平洋から日本列島の地下へ沈み込んでいる海洋プレートだ。
プレートには、海底下にあった時に岩石の隙間に入り込んだ海水や、鉱物の構造の中に含まれる結晶水と呼ばれる水がある。こうした水の多くはプレートとともに地球の地下深くに入っていくが、地下250キロほどから何らかの原因で分離し、十数キロまで上昇した可能性が考えられるという。
火山の下にできるマグマだま…