【山口】警戒の中、3学期がスタート
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山口県内の多くの小・中学校は今月11日が3学期の始業式。
「まん延防止等重点措置」が適用されている岩国市では、感染拡大に警戒しながらの3学期初日となった。
岩国市の愛宕小学校だ。
県内の感染状況がレベル2に引き上げられたことを受け、登校した児童が校舎に入る前に、教職員が検温カードを確認することにした。
また始業式はテレビ会議システムを使って、それぞれの教室に分かれて行われた。
愛宕小は、年末年始以降に感染者が多く発表されている米軍岩国基地に近く、基地関係者の児童も通学している。
担任の教諭は感染防止に注意することに加え、偏見や差別を絶対にしないよう児童に呼びかけていた。
まん延防止措置を受け愛宕小では10日のとんど焼きや13日の授業参観が中止となっている。
最終更新:KRY山口放送
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新型コロナ 米軍岩国基地で新たに71人感染確認
アメリカ軍岩国基地は、11日、新たに基地の関係者71人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
岩国基地は、この71人の国籍や性別、それに、外出制限措置を受けていたかなど詳細は明らかにしていませんが、アメリカ海軍の指針に基づいて、回復が確認されるまで全員を隔離するということです。
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山口市で 高齢者などへの3回目のワクチン接種始まる
新型コロナウイルスの感染が山口県内で急拡大するなか、山口市で、高齢者をはじめとした一般向けの3回目のワクチン接種が始まりました。
山口県内では、去年12月から医療従事者などを対象にした3回目のワクチン接種が始まっていて、今月からは、高齢者をはじめとした一般向けの接種も各自治体で始まります。
このうち、山口市では、11日から接種が始まり、山口市徳地堀の「とくぢ診療所」には、市から接種券が届き、予約をした人たちが、医師による問診のあと順番に接種を受けていました。
山口市は、2回目の接種完了が早い人から順に接種券を発送していて、▼市内107の医療機関での個別接種と、▼8か所に設ける集団接種会場を組み合わせて接種を進めることにしています。
また、高齢者については、2回目の接種完了から8か月以上としていた接種間隔を1か月前倒しする方向で調整を進めています。
3回目の接種を終えた70代の男性は、「2回ワクチンを打っていても感染すると言われているので、早く打ちたかったです。これで完全とは思いませんが、ひと安心です」と話していました。
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山口県知事選挙を前に 下関市でポスター掲示板の設置始まる
来月6日に投票が行われる山口県知事選挙を前に、下関市では、11日から候補者のポスターを貼る掲示板の設置が始まりました。
このうち、下関市役所前の広場では、委託を受けた業者の作業員4人が、ハンマーを使って地面に支柱を打ち込み、ねじで掲示板を固定していました。
掲示板は、縦90センチ、横1メートル80センチほどの大きさで、最大で6人の候補者のポスターを貼ることができます。
県内の合わせて4922か所に設置される予定です。
県知事選挙の前回・平成30年の投票率は、36.49%と過去最低になっていて、下関市選挙管理委員会では、バスに投票箱を載せた期日前投票の移動投票所を市内の大学に派遣して、若い世代の投票率の向上に力を入れることにしています。
下関市選挙管理委員会の尾和寛章事務局長は、「県政を担うリーダーを選ぶ大切な選挙なので、棄権することがないように、多くの方に貴重な1票を投じてほしい」と話していました。
県知事選挙は、今月20日に告示され、投票は来月6日に行われます。
私のコメント : 令和4年1月11日、来月6日に投票が行われる山口県知事選挙を前に、下関市では、11日から候補者のポスターを貼る掲示板の設置が始まりました。山口県知事選挙の前回・平成30年の投票率は、36.49%と過去最低になっている。