後楽園で和楽器の演奏会 2年ぶりに開催

 

新年を迎え日本三名園のひとつ、岡山市の後楽園では、正月を祝う和楽器の演奏会が2年ぶりに行われました。

岡山市北区にある後楽園では、毎年、正月三が日に和楽器の演奏や狂言の上演などの行事が行われていますが、去年は新型コロナウイルスの影響ですべて中止になりました。

 

元日の1日は、午前10時半から江戸時代に岡山藩主が庭園の眺めを楽しんだ「延養亭」を舞台に地元の和楽器愛好家のグループ19人があわせて15曲を演奏しました。

 

訪れた人たちは、琴や尺八などの音色を楽しんだり、園内の様子をカメラやスマートフォンで写真に収めたりしていました。

 

岡山市に住む50代の男性は、「琴の音色や日本の音楽を聞いてお正月の気分になりました」と話していました。

 

また2歳の娘と訪れた30代の女性は、「娘は生まれてから新型コロナの影響であまり外出できていないので、ことしは感染が落ち着いて欲しいです」と話していました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

岡山市のデパートで初売り 福袋など買い求める客でにぎわう

 

新年を迎え、岡山市内のデパートでは初売りが行われ、福袋などを買い求める買い物客でにぎわっています。

岡山市北区にあるデパート「天満屋岡山本店」では、初売りを前におよそ3000人が並び、店側は午前10時の開店を15分早めて店内に案内しました。

 

デパートでは、ことしも新型コロナ対策としてできるだけ混雑を少なくしようと、福袋の予約販売や事前販売を行い、用意した福袋およそ1万8000個のうち、3分の1にあたるおよそ6400個が去年のうちに売れたということです。

 

店内の売り場には、マフラーやバッグ、ネクタイなどが手ごろな値段で購入できるセットもあり、お目当ての商品を探す買い物客でにぎわっていました。

 

岡山市の50代の男性は、「朝4時から並んで一番に入りました。たくさん買い物ができて楽しかったです」と話していました。

 

天満屋岡山本店の広報担当、吉田侑可さんは「デパート業界は去年も新型コロナウイルスの影響を受けたが、年末ごろから売り上げが回復しつつあるように思う。福袋は新しい年になって最初にお客さまに買ってもらう商品なので、選ぶのを楽しんでもらいたい」と話していました。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

最上稲荷 初詣客でにぎわう 岡山

最上稲荷 初詣客でにぎわう 岡山 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

配信より

 

 日本三大稲荷の1つ、岡山市の最上稲荷では、初詣に訪れた人でにぎわっています。

 

 

 岡山市北区の最上稲荷です。朝から多くの家族連れらが訪れ、さい銭を投げ入れて願い事をしていました。

(30代の男性)
「家族が健康でいられるようにと仕事がうまくいくようにお願いした」
(中学3年生)
「高校に合格できるようにお願いした。高校に入ってからは部活動を頑張りたい」

 最上稲荷では、新型コロナウイルス対策として、御水舎を利用できないようにしているほか、本殿での祈祷の人数を定員の半数以下にあたる160人に制限しています。また、初詣の期間を2月4日までとしていて、密を避けての参拝を呼び掛けています。

 

 

(最上稲荷 熊代隆瑞 広報部長)
「長く期間を取っていて、ゆったりと初詣散策を呼び掛けているので、最上稲荷の境内のあちこちをゆったりとお参りいただきたい」