



千頭駅近くの道の駅「音戯の郷」エントランス前に保存展示されている大井川鐵道井川線スハフ7です。
中部電力専用鉄道時代に製造された車両です。
1953年(昭和28年)に帝國車輛工業でスハフ3 - 7の5両が製造され、1954年(昭和29年)年4月に竣工しました。
スロフ1形が来客用として製造されたのに対し、スハフ3 - 7は作業員輸送のために製造されました。
スハフ5・7は1999年(平成11年)に窓枠が撤去され、屋根板を取り外した後に金網を貼ったセミオープンのトロッコ客車に改造され、「かわかぜ号」の専用客車として使用されましたが、安全上の問題や、牽引機に列車保安装置を設置することが構造上不可能であるため、同列車の運行を取り止めることとなり、運用から離脱しました。
2004年(平成16年)3月31日付で廃車となり長らく千頭駅構内や両国車両区に留置されていましたが、2012年(平成24年)10月にスハフ7が千頭駅付近にある道の駅「音戯の郷」に引き取られ、エントランス前に窓枠が撤去されたままの状態で保存展示されました。
スハフ3が1984年(昭和59年)1月5日付で廃車となったのをきっかけに廃車が進み、現在では主にイベント用としてスハフ4・6の2両が在籍しています。
スハフ5は2012年11月に解体されました。
