


五井機関区に静態保存されている蒸気機関車を見学させていただきました。


1号、2号機関車は六輪連結十輪タンク機関車(C型タンク車)で、大正13年(1924年)に小湊鐵道が翌年の開業に向けて、アメリカから輸入したものです。
ボールドウイーン機関車会社が1924年に製造した57776号、57777号で、昭和31年(1956年)まで活躍した機関車です。
重量(空車状態)は約30.1トン、全長9.8メートル、最大出力712馬力です。

B型機関車は四輪連結十輪タンク機関車で、イギリスのベイヤーピーコック社が明治27年(1896年)に製造したものを、当時の日本鉄道が輸入し、宇都宮機関区、千葉機関区などで使用していました。
昭和21年(1946年)に小湊鐵道が当時の日本国有鉄道から払い下げを受け、昭和25年(1950年)まで使用していました。
重量(空車状態)は約36.3トン、全長11.3メートル、最大出力550馬力です。



キハ5800車両はキハ5800と、キハ5801の2両が在籍し、原形は三信鉄道(日本国有鉄道飯田線の一部「三河川合~天竜峡」)のデ301とデ302で日本国有鉄道が買収後、制御車化され、クハ5800・5801となって昭和35年日本国有鉄道から譲渡された車両です。
同じ年に日本車輌で正面貫通路の設置、旅客ドアへのステップ取り付けの上で気動車への改造がなされ、エンジンをDMH-17Cとして液体変速機にされたため、小湊鐵道最初の総括制御運転の可能な車両となりました。
1986年頃にイベントで走行したのを最後に1997年3月31日に正式に除籍され、現在はこのキハ5800だけが機関庫の中で保存されています。キハ5801は1978年1月解体されました。
キハ209は1970年12月に日本車輌製造(蕨)で製造され、運行開始された車両です。エンジンはDMH17Cです。現在は運行休止中の車両です。