さらにA先生の話は続きます。
自家がんワクチンの話をしたので
きっと免疫療法についても調べていると思ったのでしょう。
「民間の免疫療法もありますが
脳腫瘍にはほとんど効かないと思ってください。
家族が難治な脳腫瘍になると
特にお子さんがなった場合
親御さんは何とかしてあげたいと思います。
お金をたくさんかけてもです。
でも治療という意味では
ほとんど効果がないと思います」
そうか、先生は免疫療法は反対か…。
何も効かない、できる治療がないときは
免疫療法を考えみようと
夫と相談しているところでした。
「可能性がゼロでないなら……と
みなさん、子供のためにと言いますが
実は子供のためではなく、自分のためだったりするんですよ。
何かしていないと不安という
親御さん自身の気持ちをかき消すために
いろいろなことに手を出してしまうということもあるんですよ」と。
子供のためじゃなくて自分のため…??
子供のこと何とか救いたいと思ってる気持ちが
先生方からみると、場合によっては
そんな風にみえてしまうなんて…。
考えさせられました。
でも、やっぱり
可能性があるなら、たとえお金がかかっても…
たとえ破産したって、娘が助かればと思ってしまう…。
「先生、治験や保険適用外でも
子供にいいと思えば私は検討したいです。
何かある時は教えてください」
と言いました。
もし先生のお子さんが同じ病気だったら…
医師としてではなく
父親として
先生はどうするのか
いつか聞いてみたい……です。