朝、頭が痛かっただけなのに・・・
脳腫瘍です。難治性です。
今すぐ入院してください
だなんて。
気持ちがついていきませんでした。
治療に対しても不安がいっぱい。
たまたま紹介されたこの病院に、
大事な娘の命がかかっている治療を
任せていいのだろうか??
そもそも、この病院って、大丈夫なの??
病院の実績を調べると、
脳腫瘍に対しては強くなさそうです・・・
そこで、脳腫瘍で探すと必ずと言っていいくらい上位にあがる北海道S先生。
メールで相談を受け付けている。
娘のためだ!
思い切って、メールしてみました。
メールをしてから3時間くらいして、
携帯に着信がありました。
知らない番号だけど、
この市外局番って北海道??
S先生からの電話でした。
「メール読みました。今、どんな状況?」
「えっと、あまりない腫瘍で、はっきりわからなくて。生検するとかしないとか。
あっ、放射線治療や化学療法をすることになるということも言ってました」
「いい、お母さん、しっかりして。
脳幹は生命を司る重要なところ。
ちょっと生検してというレベルではない。
少しでも傷付けたら一生障害を背負うこともある。
MRIで大体の予想はつくから
すぐ主治医からMRIのデータをもらって
○○クリニック宛てに送付して。いいね」
それから、今かかっている病院と主治医の名前を教えて」
「◯大学病院 I先生です。」
「I先生?聞いたことのない先生だなぁ。
調べてみるからね。
それと、Sって私の名前を出していいから
何か治療をするようなら止めてもらっていてね」
いきなり電話だもん。
あー、驚いた。
しどろもどろになってしまいました。
画像や紹介状を送りました。
北海道に届いた頃、再度S先生から電話がありました。
「画像見ました。うーん・・・、確認したいところがちょうど写ってない。
それと、◯大学病院は、脳腫瘍の実績があまりないです。
脳腫瘍の専門に、I先生の名前はなかった。
ひとり、救急にI先生(フルネーム)って専門の先生がいるけど、その先生じゃないよね?」
「違う名前です💧」
「じゃあ、遠くて悪いけど、飛行機ならそんなに時間かからないから
北海道まで娘さんと来られる?
こっちでMRI撮ろう。
飛行機はね、安いチケットがある。
安いのにすれば金額も抑えられる。
安いの探してみて。
それと、娘さん、飛行機乗っても大丈夫だからね」
診察日を決め、北海道へ 🛫
S先生は、常に動いていました。
診察室から出てきて、どこかに出掛けて(恐らくMRI室)
診察室に入ったらまた出てきて。
優しくて芯があって、行動力がハンパない先生でした。
腫瘍に非典型な部分があり
該当すると思われる候補が2、3種類ありましたがMRI画像を見て、S先生が否定したものもありました。
いろいろ比較しながらわかりやすく説明していただきました。
「北海道遠いからね。
今後の治療は、A先生に診てもらおうか。
いい?よーくお願いしておくからね。
A先生は脳腫瘍に詳しいから、任せて大丈夫。
A先生を頼るんだよ」
と現在の主治医A先生を紹介していただきました。
「17歳なら対象になるけど
小児慢性特定疾患の申請してる?」
と医療費助成の制度について教えていただいたのもS先生でした
申請していないことを伝えると
(制度について知りませんでした)
なんとS先生が申請に必要な医療意見書を書いてくださりました
言葉足らずで、うまく書けませんが、
もう感謝しきれないです。
ほんとうにほんとうに、ありがとうございます。
あんなに患者さんのためを思う先生が
本当にいらっしゃるのですね。
家族みなで読みました。
