昭和40年代後半から50年代はじめの昔話。
当時はまだ戦争の爪痕が残っていました。
痰つぼのある歩行橋を渡って駅を出ると手の無い、足の無い人たちの物乞いは珍しくありませんでした。
そして昼間から酔いつぶれた大人たちがウロウロ。
幼きある日、母親に手を繋がれて駅前を歩いていると、酔っ払いが僕に向かって大きく手を振りかぶってきました。殴ろうとしたのかよろけたのか、僕は前者と感じて逃げた記憶があります。
電車に乗ればチンピラ風の若い男たちが座席でタバコを吹かしてました。鼻をほじれば、そのブツを座席に擦り付けたり、走行中の窓から吐いたり・・。ちなみに京浜東北線です。
思えば、今よりもずっと治安が悪かったのですね。
ふと思い出してしまいました。