元気だったころはすごく人懐っこくて、しかも美人だったのか知らない猫が家の中を見てマドをさがしているときもありました。
そしてあの震災のときは一番怖がっていたと思います。
停電して暗いなか、余震がくると真っ先に玄関へ走っていっていました。
震災とかでストレスが溜まっていたであろう時期に、近所の誰か(大体の予想はついてますが)に刃物で尻尾を傷つけられて動物病院で尻尾を切断。
そこからマドの体調が崩れてしまって徐々に弱って入退院を繰り返してました。
末期のころには「点滴をしても一旦良くなって、でもすぐに悪くなって、また点滴しての繰り返しだった」って動物病院の先生が言ってました。
最期はストーブの前の暖かいところでみんなに看取られながら亡くなりました。
本当はペットのお墓に埋葬してあげるのがベストなんですが、近くに居て欲しいということで庭の一角に埋葬して線香を置いておきました。
あれから1年経って・・・
新しい猫の福が仲間に加わって少し賑やかになりました。
コタはマドが居たころより帰ってくる回数は減ったものの、前と変わらずに暮らしています。
そしてなぜか福とマドにはいろいろ共通点があることが最近分かってきました。
同じクッションがお気に入り、似たような行動をするなど。
きっとマドが生まれ変わって見守ってくれてると勝手に思い込んでます。
マドがまだ元気だった日に撮った写真です。
震災前でのんびり過ごしていた時期です。
いつものようにソファーの上で寝ていました。
今ではこのソファーには福が寝ています。
1日でも長く福がここに寝ている光景をみていきたいです。
これからも見守っててね、マド。