今日もちょっとした鉄道記事をアップします。
興味のない方は読み飛ばしてください。
旧新橋停車場
1872(明治5)年10月14日に開業した、
日本最初の鉄道ターミナルの駅舎を再現。
ちなみに10月14日は「鉄道の日」ですね。
アメリカ人R・P・ブリジェンスの設計による西洋風の建物
建物の中は鉄道歴史展示室となっていて、
無料で見学することができます。
駅舎の向かい側にはプラットホームも復元されています
基礎となる切石には江戸時代の武家屋敷の、
礎石などが利用されていたようです。
0哩(マイル)標識
1870年4月25日(明治3年3月25日)、
測量の起点となる杭がこの場所に打ち込まれました。
1958(昭和33)年に鉄道記念物に指定され、
1965(昭和40)年に国の史跡指定を受けています。
さて、この鉄道発祥の地ともいえる新橋停車場は、
1914(大正3)年に東京駅が開業すると、
旅客ターミナルとしての機能が東京駅へと移り、
汐留駅へと改称されて貨物駅となりました。
その後、1986(昭和61)年に廃止され、
日本の近代化に貢献した旧新橋停車場の歴史は、
静かに幕を下ろすことになります。
モダンな駅舎と背後に建つ高層ビルが、
文明開花と現代を象徴しています。
旧新橋停車場
東京都港区東新橋1-5-3
電話 03-3572-1872