3月4日(金)
2月以降、不規則な勤務が続いていて、
久しぶりに平日がお休みになったんで、
ふらり電車の旅に出かけてきました。
久留米駅前に設置された大きなタイヤ
直径4m近い世界最大級でブリヂストン社製。
タイヤを眺めて9時43分発の鳥栖行きで出発。
鳥栖駅で10時04分の肥前山口行きに乗り換え
ちなみに今日は一日中、写真の817形電車でした。
牛津駅
煉瓦造りの立派な駅舎ですねえ。
10時42分、肥前山口駅に到着
乗り換え時間が30分余りあったんで駅前を散策。
駅前にある記念モニュメント
平成16年にNHKで放送された、
「列島縦断 鉄道12000kmの旅
~最長片道切符でゆく42日~」
を記念して設置されました。
これは北海道の稚内駅を起点として、
片道切符(同じ路線を通らない)でどこまで行けるのかという企画で、
そのゴールがこの肥前山口駅だったようです。
駅前の国道沿いにはスナック街がありましたが、
ほとんどは空き家になっていましたね。
東照寺
駅から歩いて5~6分でしょうか。
大きな観音様が見えたんで寄ってみました。
身代わり観音
ブログ情報によると先代のご住職が私財や寄付を投じて、
戦後の混乱期に「社会の福祉と日本の平和」を祈願し、
奈良県生駒山の仏師に依頼して観音様を制作されたとのこと。
肥前山口からは長崎本線と分かれて佐世保線へ。
肥前山口~早岐~長崎へと向かう、
今の佐世保線と大村線が本来の長崎本線でしたが、
昭和9年に海沿いを走る新線が開通したため、
こちらが佐世保線となりました。
11時49分、三間坂駅に到着
ここは下車したことがなかったんで何気なく降りましたが、
素敵な出会いが待っていました。
韓流スターのポスターなどが飾ってありました。
三間坂駅の木造駅舎
改装されていますが、いい雰囲気が漂っています
外のベンチも風情がありますね
この奥が休憩所になっていて、
中を覗くとおばちゃんが2人話していました。
恐る恐る中に入ると、
おばちゃんが笑顔でお出迎え。
「どうぞ」とクッキーとお茶が差し出されました
お話を伺うと日・祭日以外は交代で、
ボランティアで休憩所の留守番や、
ホームの花の手入れをされていて、
今年で丸15年になるとのこと。
左の方がこの日のボランティアの女性で、
右の方は地元のお客さん。
電車を待つ間はこうしておしゃべりをしているのだとか。
リュ・シウォンさんという有名人だそうで、
ここ三間坂出身のアーチストが作詞した歌を、
リュさんが歌っていて、
その中に「三間坂」という名前が登場するのが縁で、
この駅を訪問されたそうです。
おばちゃん二人も自分の孫のような感じで、
「リュ君もよう頑張ってるよ」
と話題にしていました。
遠方からわざわざ来るファンも多いのだとか。
心温まるお話とおもてなしを受け、
「今度は何か持って来るね」 と、
次の目的地である武雄温泉駅に向かいました。
後半 へ続く。
おまけ
飲みやすい琥珀色のビールです。