昨日10日(土)、桜井くみ子新曲「ちょっと待って下さい」キャンペーンに行ってきた。


 ただ、新曲とは言え、「どこかで聞いたことがあるな。」と思う方も多いかな。1971年にゴールデンハーフが歌った曲のカバーである。私もさすがにリアルタイムでは知らないが、この曲自体は知っていた。


 更には、ゴールデンハーフの「ちょっと待って下さい」も外国の曲の訳詩曲で、オリジナルは1970年にハワイで発表されたとのことである。


 ということで、ハワイの正装ムームーで登場。これまで純演歌路線で着物でしか歌っていなかっただけに、「和服美人」だと思っていたが、ムームーも似合うよな。後で聞いたが、やはり着物以外で歌うのは今回が初めてとのことであった。


 セットリストは以下の通り。


<12:00 後藤楽器店(巣鴨)>
1.ちょっと待って下さい(新曲)
2.圭子の夢は夜開く(藤 圭子)
3.祭(北島三郎)
4.海峡かもめ(前曲)
5.ちょっと待って下さい(琉球バージョン)(新曲カップリング)





<15:00 新星堂カルチェ5柏店(柏)>
1.ちょっと待って下さい(新曲)
2.さくら(森山直太郎)
3.祭(北島三郎)
4.海峡かもめ(前曲)
5.ちょっと待って下さい(ボサノババージョン)(新曲カップリング)





 ムームー着て「祭」歌った人も珍しいだろうな(笑)前曲「海峡かもめ」も所謂ド演歌である。


 これまで純演歌路線だっただけに、洋楽テイストの歌謡曲をどう歌いこなすのか期待していたが、これが期待以上に見事に歌い上げていた。彼女の歌を初めて聴いた人は、彼女が「演歌歌手」と聞いたら驚くのではないかな。


 「これから夏に向けてのさわやかな曲」ということもこの曲の選考理由の1つにあったようだが、いずれにせよ、彼女にこの曲を歌わせてみようと思った人の閃きはすごいよな。


 この曲の歌詞には英語がところどころ出てくるが、彼女は英語が話せるわけではなく、英語部分はカタカナで覚えているとのことで、そこはご愛嬌だが、そんなことは感じさせない完成度である。


 さて、彼女には話したことがなかったが、私は一応フランス語検定3級取得者。英語の歌詞が出てきたのに絡めて、即売で話してみた。「『ちょっと待って下さい』はフランス語で"Un moment, s'il vous plait." (『アン、モモン、シルヴプレ。』)」と言ったところ、「…毎回言って。」とのことであった。


 幼い頃から演歌好きの両親の影響で演歌を聴いて育った彼女が、いきなり洋楽テイストの歌謡曲をここまでの完成度で歌うとは。この日はこの曲の余韻を消したくなかったので、夜には他のライブの予定もあったが、パスしてしまった。