未確認情報だが、ギャネンドラ国王「国連総会出席」外遊日程情報がある。正式日程は後日、ネパール宮内庁から発表される。
 
9/9 ネパール出発、ドイツフランクフルト到着(2~3日程度滞在)
      欧州各国駐在ネパール王国大使・総領事との会議
      フランクフルト出発は9/11頃か?
 
9/14~16 ニューヨークにて、国連総会出席
 
国連総会では、ネパール代表団を国王自らが率いる訳であり、国を代表して、本会議場でのスピーチもある。また、アナン事務総長をはじめとする各国首脳との、個別会談がどの程度実現するのか注目される。ブッシュ大統領は「会う予定ない」と、駐ネ米国大使が明言している。
 
それにしても、国連の準備で忙しいはずなのに、ギャネンドラ国王はネパール国内地方視察中。余裕のヨシコさんを「ぶちかまし」中である。
 
国際社会の首脳外交では「寂しい想い」「疎外感」「孤立感」を味わうこと必至であるから、その前に、生暖かい自国民の熱狂的歓迎を堪能しておこう!と云うことなのか。それとも、個別首脳会談の目処がほとんど立っていないから(中国あたりは会うだろうけれど)、事前準備はそれほど忙しくないのだろうか?
 
ネパールに限らず、特にアジア地域の王様というものは、種々の問題や過去を抱えている。どんなに「名君」の誉れ高い陛下や殿下であっても、「実は★▲●◆」なんだよねぇ.......と、ひそひそ話のネタには事欠かない。この手の話、その国の「王室にコネを持つ人たち」にぶつけてみると、ビクッ!として周囲を見渡した後、小声で、「いったい誰から聞いたんだ」と聞き返される。いゃぁ~、ネパールだけではないのよね。
 
だから、王様は何をしても良いとは云わない。しかし、陛下とか殿下とか呼ばれる人たちは、どこの国でも、「常識の外側」で生きている側面がある。これを隠して国民の前では、いかに、常識の価値観で素晴らしく見せるか・行動できるか?という、イリュージョンの力こそ、王族としての実力なのではないだろうか。