マレーシアの空の玄関クアラルンプール国際空港に着陸態勢に入ると窓の下にはどこまでも続くパーム椰子の森が広がる。

$All the Way ~ いつか来た道

初めてマレーシアに行ったのは25年も前だ。
その頃のクアラルンプール国際空港はスバンにあった。
朝大阪空港を出発して大韓航空機を乗り継ぎ、スバン国際空港に着いたのは午前3時。空港の照明は暗く、エアコンも入っていなかった。生暖かい風が匂っていた。パームの匂いであることは後で知った。空港から町に向かう道路の両側は慣れないオレンジ色のナトリウム灯にパーム椰子の森が照らされていかにも南国らしい雰囲気をかもし出していた。

スバン空港の周りもパームのプランテーションだった。ただ当時はまだ植え始めたばかりで低く、葉もそれほど伸びていない樹が多く、赤土の山肌が見えていた。

国際空港はセパンに移り、スバンも膨張する都市に飲み込まれ、すっかり大都会になっていた。高層マンションが建ち、住宅地とショッピングモールが並び、クアラルンプールまで電車ですぐ行けるという。

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この25年間にマレーシアの人口は2.5倍に増えたという。経済的にも目覚しく発展したのだろう。もうすっかりコロニアルな雰囲気は無くなり、都市は香港やシンガポールと変わらない光景となっている。

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