6月、水芭蕉の咲く尾瀬ヶ原。
真ん中に小さく写っているのは、ほんのつい最近(?)まだ20代のわたしです。
この時は夜行バス日帰り、母親とふたりで行きました。新宿駅発着のバスツアーで乗り物以外は自由行動というものです。
バスは戸倉を過ぎたあたりから渓流沿いの山道に入り、標高1591mの鳩待峠まで運んでくれます。標高が上がるにつれ季節が逆行するように木々の新緑が淡い色に変わっていき、鮮やかな赤紫のムラサキヤシオツツジがあちこちに咲いていました。一緒に咲いてた白いオオカメノキの花も清々しく、ちょっとバスを降りて歩きたくなるような道でした。
鳩待峠に着いたのは午前4時くらい。今回は冷房が寒くて、あまり眠れなかった夜行バスでしたが、これから水芭蕉の尾瀬を歩くと思っただけで目は冴え冴え。目的の尾瀬ヶ原は標高差181mをゆるやかに下るだけのラクラクコース。
この下りも足元にはサンカヨウやオオバキスミレなど山の花が咲き、左手には憧れの至仏山が大きくそびえ、鼻歌が出そうな気持ちのいいコースです。
前回と違って30分ほどであっけなく着いた尾瀬ヶ原。山の鼻にあるベンチでツアーで配られた舞茸弁当を食べ、後はひたすら木道歩きです。
広々とした湿原には小川や池塘や拠水林が点在し、変化に富んだ風景の中、水芭蕉の他リュウキンカ、ミツガシワ、ショウジョウバカマなど湿原特有の花が至る所に咲いていて感激ぃ♪
水芭蕉シーズンの週末だったので、木道で渋滞が起きるほどの人出ですが、この素晴らしい風景を見ながらの渋滞は苦になりません。
しかしコースタイムの計算外だったのは、竜宮小屋付近で昼食を食べた後のトイレでした。ここで行っておかないとしばらくトイレはなく、皆考えるのは同じなのかすごい長蛇の列です。
隣り合う男子トイレの方は比較的空いていて、そっちに駆け込むおばさんグループもありましたが、そんな勇気もなく・・・待つ事なんと70分。
ディズニーランドの人気アトラクション並の待ち時間でしたね。
帰りは同じ鳩待峠への登り。大した登りではないけど母はちょっと疲れたようで、ゆっくり歩きました。
集合時刻前に峠に着いたものの、今度はバスがなかなか来ません。大型車両同士はすれ違えないくらいの細い山道でも渋滞が起こっていたらしく、ここでも1時間遅れの発車となりました。
帰りのバスの中も寒かったけどさすがに疲れて熟睡。その日のうちに電車で帰宅。そして風邪ひいた。
そんな楽しくも慌しい、初夏の尾瀬でした。
3.25追記:検索していてオオカメノキとオオバキスミレの名を思い出しました。
真ん中に小さく写っているのは、ほんのつい最近(?)まだ20代のわたしです。
この時は夜行バス日帰り、母親とふたりで行きました。新宿駅発着のバスツアーで乗り物以外は自由行動というものです。
バスは戸倉を過ぎたあたりから渓流沿いの山道に入り、標高1591mの鳩待峠まで運んでくれます。標高が上がるにつれ季節が逆行するように木々の新緑が淡い色に変わっていき、鮮やかな赤紫のムラサキヤシオツツジがあちこちに咲いていました。一緒に咲いてた白いオオカメノキの花も清々しく、ちょっとバスを降りて歩きたくなるような道でした。
鳩待峠に着いたのは午前4時くらい。今回は冷房が寒くて、あまり眠れなかった夜行バスでしたが、これから水芭蕉の尾瀬を歩くと思っただけで目は冴え冴え。目的の尾瀬ヶ原は標高差181mをゆるやかに下るだけのラクラクコース。
この下りも足元にはサンカヨウやオオバキスミレなど山の花が咲き、左手には憧れの至仏山が大きくそびえ、鼻歌が出そうな気持ちのいいコースです。
前回と違って30分ほどであっけなく着いた尾瀬ヶ原。山の鼻にあるベンチでツアーで配られた舞茸弁当を食べ、後はひたすら木道歩きです。
広々とした湿原には小川や池塘や拠水林が点在し、変化に富んだ風景の中、水芭蕉の他リュウキンカ、ミツガシワ、ショウジョウバカマなど湿原特有の花が至る所に咲いていて感激ぃ♪
水芭蕉シーズンの週末だったので、木道で渋滞が起きるほどの人出ですが、この素晴らしい風景を見ながらの渋滞は苦になりません。
しかしコースタイムの計算外だったのは、竜宮小屋付近で昼食を食べた後のトイレでした。ここで行っておかないとしばらくトイレはなく、皆考えるのは同じなのかすごい長蛇の列です。
隣り合う男子トイレの方は比較的空いていて、そっちに駆け込むおばさんグループもありましたが、そんな勇気もなく・・・待つ事なんと70分。
ディズニーランドの人気アトラクション並の待ち時間でしたね。
帰りは同じ鳩待峠への登り。大した登りではないけど母はちょっと疲れたようで、ゆっくり歩きました。
集合時刻前に峠に着いたものの、今度はバスがなかなか来ません。大型車両同士はすれ違えないくらいの細い山道でも渋滞が起こっていたらしく、ここでも1時間遅れの発車となりました。
帰りのバスの中も寒かったけどさすがに疲れて熟睡。その日のうちに電車で帰宅。そして風邪ひいた。
そんな楽しくも慌しい、初夏の尾瀬でした。
3.25追記:検索していてオオカメノキとオオバキスミレの名を思い出しました。