この写真はわたしが30歳の1月4日、ひとりで登った箱根・明神ガ岳の山頂で撮影したもの。インスタントカメラで撮った3枚をパノラマ写真風につないであります。
右奥(西)に雪を頂いた富士山、方角的にその手前の黒い山は金時山?左端に写っているのは駒ヶ岳あたりでしょうか。この日は快晴で、写真の外・左(南)には伊豆半島や相模湾に浮かぶ伊豆七島、さらに三浦半島や房総半島までも遠望することができ、またこの写真の反対・東~北側には丹沢山塊をはじめいくつもの山々が連なり、いつまでも見ていたい風景でした。

日帰りでしたが、単独で山に登ったのは後にも先にもこの時だけ。今思うと若気の至りというか、無鉄砲というか…。でもこの日を境にわたしは自分の体力に少し自信が持てるようになった気もします。

その年の秋には娘が生まれ、ファミリーアウトドア派を目指してあちこち歩いた時期もありました。その頃の山行記やもっと昔の体験など、ぼちぼち思い出しながら書いてみようかと思います。次の更新はいつになることやら、気長にお付き合いください。