晴れ 気温:28℃ 湿度:45%
最大瞬間風速:25m/秒 展望良好コース 


アーティスト: David Lee Roth
タイトル: Skyscraper


Webサービスで画像が表示されないので、アマゾンからお借りしました。クリック損じゃけ~。

ヴァン・ヘイレンの初代ヴォーカリストだったデイヴ・リー・ロスの1988年に発売されたソロアルバムです。
当時のわたしは山歩きに夢中になっていて、家にいるときは雑誌『山と渓谷』や山のガイドブックなどを眺める日々。音楽には大して興味もなく、自分でCDを買って聴くのはサザン・オールスターズくらいでした。
このスカイスクレイパーはダンナが買ってきたCDで、わたしもよくBGMに聴いていたので、今でもこれを聴くと当時歩いた山の風景が浮かんできます。
このジャケット写真もロッククライミングに凝っていたというデイヴ本人のクライマー姿だそうで。

久々に通して聴いてみたら、おぉこれぞハードロック!というようなキャッチーでカッコいい曲ばかり。重低音や装飾音でびっちり埋め尽くされた最近のへヴィーロックとは違い、シンプルで隙間も多いけど骨太な感じのサウンドです。
デイヴのハスキーボイスは高音シャウトが金属っぽく響くのが特徴ですね。
スティーブ・ヴァイのギターもリフやフィルイン(っていうの?ドラムでいうオカズの部分)などで、コクがあるけどキレがある(笑)プレーをふんだんに聴かせてくれます。

わたしが特に好きな曲は、明るく爽やかなJUST LIKE PARADISEから一転してスリルと疾走感のあるTHE BOTOM LINE、そしてビリー・シーンのベースが前面に出たタイトな曲構成のSTAND UPもいいですね。

ある部分で一瞬だけスモーク・オン・ザ・ウォーターのエンディングと、天国への階段のアコースティックギターが出てくるのは、気のせい?