姫路からそう遠くないところに室津という港町があります。

 

 

この地区では真夏にひな祭りを行います。

それは八朔のひな祭りと呼ばれていて・・・・

 

 

黒田官兵衛の大河ドラマでこのエピソードが紹介されたそうですが、

 

はっさく???夏にひな祭り???

 

の方に少し紹介いたします。

 

 

 

時は1556年にさかのぼります。寒い冬の1月半ば。

 

姫路の黒田家から室津の城主浦上家に嫁いだ志織姫。

 

その婚礼の夜に龍野城主の赤松政秀が急襲し、志緒姫が死んでしまったのです。

 

室津の人々はこれを悲しんで3月3日のひな祭りを延期して、

 

半年先の8月にひな祭りをするようになったのです。

 

 

 

八朔とは果物の八朔ではありません(笑)

 

かくいう私も室津を通った時「八朔のひな祭り」の看板を何度も見て意味が分からず、頭の中はミカンの大きいあのはっさくしか浮かばず??????でした。

八月朔日の略で、旧暦の8月1日のことである

 
ウィキペディア様が言いました。
 
旧暦なので今の暦だと8月25日当たりになるそうです。
 
 
室津の街並みは狭く曲がりくねっていますから、そぞろあるきにピッタリ!
 
古い家並みが残り、風情があるところなんですよ。
 
 
毎年、たくさんの家が自宅を開放して、お雛様の展示をお客様が見れるようにしてあります。
 
夕方になると手作りの行燈が路地を照らします。
 
今年は久しぶりに室津まで足を延ばしてみようと思っています。