東京電力 無配転落の見通し | 株式トレーダーKEIZOの相場観・明日の戦略

東京電力 無配転落の見通し



 昨日、配当を未定としていた東電が、一部で11年3月期と

 12年3月期の無配が確実になったと伝えられました。

 この流れを受け、朝方から売り材料となりましたが、経済産業省の

 松下副大臣が、議院の財務金融委員会で「国有化は考えていない」と

 発言し、その後値上がりに転じました


 また、東電側は、無配にするとの一部報道について、現時点で決まった

 事実はないとのコメントを発表しています。


 普通に考えれば、今後の保証や原子炉の廃炉のことを考えると、無配

 は当然のことのように思いますし、予想の範囲内です。


 
 福島第一原発の事故炉1~4号機の廃炉方針を表明していますが、

 実際にどうやって核燃料を処分するかは、決まっていない状態です。

 商業発電が日本で始まってから40年近くたつが、核燃料は保管という

 状態で、処分はされていません。

 また、福島原発で廃炉の決定がなされた訳ですが、廃炉に伴って

 出される放射性廃棄物の量を考えると、いったいそれはどこに

 捨てるのだ?という疑問が湧きます。

 

 原発かの発電コストは他の火力等に比べると非常に安いと

 いわれていますが、廃炉に伴う処理費は含まれていません。

 最終処理費を考えると発電コストの安いエネルギーとは

 言えないことになります。


 エネルギー政策の抜本的な見直しが迫られている訳ですが、

 東電のみならず、全ての電力会社と国が責任を持って行うべき

 だと思います。