本当のギムレットというのは(ロング・グッドバイ) | 武蔵小山で暮らす

本当のギムレットというのは(ロング・グッドバイ)

『ロング・グッドバイ』(原題:The Long Goodbye)

レイモンド・チャンドラー(Raymond Chandler)著/村上春樹訳

自由が丘のブックオフで見つけたので、『さらば愛しき女よ』と一緒に購入。
邦題としては訳者が清水俊二の『長いお別れ』の方が有名か。


億万長者の末娘の夫であるテリー・レノックス(Terry Lennox)は、ちょとダメなヤツだけどどこか憎めないキャラで、酒好きが喜ぶ言葉をいくつも残している。


"A real gimlet is half gin and half Rose’s Lime Juice and nothing else. It beats martinis hollow"


ヴィクターズ(Victor’s bar)で、テリーが主人公のフィリップ・マーロウ(Philip Marlowe)に言うセリフ。


「本当のギムレットというのは、ジンを半分とローズ社のライムジュースを半分でつくるんだ。他には何も入れない。これに比べたらマティーニなんて味気なく思える。」


これに対して、主人公のフィリップが「酒について、うるさいことは言わない方でね」と、右から左へ受け流しているのも面白い。




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今夜は武蔵小山でギムレットを飲むとしよう。