ユーロドル、ポンドドル、豪ドル米ドル、ドルスイス、ドルカナダなどのドルストレートの動きを見ていると、ドルの下落が止まったとはまだ言い切れないと思います。
今は、レンジを形成しているので、ここから上昇してゆくかもしれないし、下落してくるかもしれないからです。
ただ、足元のお金の需給を考えてみると、世界的に金融緩和を行っているものの、ドルの需給の方がゆるいように思います。
だからといって、すぐにドルの下落が起きるということではなくて、マネーの需給の話です。
もしかすると、今度はドルの信用リスク辺りが再燃してきてもおかしくはないと思う。
カリフォルニアで支払手形を発行したぐらいですから、問題は深刻です。
まさか、金融機関の救済のように州政府を救うなんてことはできないのではないかと思います。
もし、放置すれば破綻の危機に瀕することは明らかで、救済に出ればドルをさらに刷るしかなく、それはドルの一段の下落を加速させることになり、長期金利の上昇に直結する危険性があります。
結論的には、膨れ上がった財政赤字を解消する方法は、分母を巨大化することです。
それがインフレです。平和的な経済用語を使うなら、スタグフレーションの本格化というところでしょうか。
そうなった場合、資源国通貨はかなり強い上昇になる可能性があるので、カナダドル、豪ドルなどを買うという手は考えられます。
ファンダメンタルズは良好ですし、資源国ということで、強い上昇が期待できるかもしれません。
今のうちに準備していてもいいと思いますけれども、それもまた急反転するでしょうから、言うまでもなく利食いは確実に入れるべきです。
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