相場は不安材料があったほうが上がりやすいです。
というと、は? という人もいるかもしれません。
確かに、強気材料目白押し状態でしたら、急騰するわけですが、そういう状態じゃない、普通の状態での話です。
たとえば、ウクライナ問題が注目されていたときは、瞬間的に売られることがあっても、買い戻されて高値を更新することが出来ます。
つまり、不安材料が程よい押し目を作ってくれるので、上げやすいという構図になります。
ところが、不安材料が見当たらないとどうなるかというと、押し目が作りにくいので、上げ方も鈍い。買っている投資家も押し目がないからどことなく不安を感じてしまう。
その不安がじわじわと広がると、思わぬ大きな下落になることがあります。
今のNYの株価指数と言うのはそんな状態です。
不安材料は特にないように見えるから買う。買うけど、上がるとものすごく不安になる。
そういう不安定な状態にあるのです。
この間、第1四半期GDPが-1.0%でしたので、普通なら売りになるところを買ってしまいました。これは悪材料ではないんだといわんばかりの連銀からのアナウンスも出てきて、余計にワケがわからない状態になってしまいました。
何がキッカケになるかわかりませんが、この不安定な相場のバランス が一気に崩れるときが来ることは間違いありません。