世界経済はというか、投資の世界は、経済と金融なので、経済や金融システムに問題が発生するようなことになると、暴落するわけです。
ところが、食糧危機は経済にダメージを与えたとしても、崩壊するようなことにはならないので、暴落劇には発展しないと一般には考えられています。
これらが単独で発生売るときにはそうかもしれないけれども、連鎖すると話は違ってくると思う。
話を戻して、危機の話ですが、ユーロ危機は金融システムに影響が及ぶのではないかと懸念されて、株は下落し、ドル高になりました。
そして、今の危機のMENA政変は、原油高になるにしても、これは政治介入のできる世界なので、価格を一時的に抑えることは可能です。戦略備蓄の放出などでできるという意味で、需給は変えられません。
そのきっかけになったのが食料品価格の高騰です。一種の食糧危機です。目の前に食糧があっても買えないとかです。
今世界で起きていることは、物不足なのです。
食料が不足。肥料が不足。飲料水・工業用水が不足。メタルが不足。石油が不足する。とかです。
これは金融システムに直接影響は及ぼさないけれども、経済に大きなダメージを与えます。なので、物の値段が上がったから、すぐに利上げに踏み切れる国は、経済が好調な国だけです。新興国がその代表だと思います。
一方、先進国は、なかなか難しい局面に入っているのです。インフレと低成長で、マイナス金利になりつつあるという局面です。
いろいろな危機が、今存在していて、顕在化するのを待っている状態なのです。
今すぐに起こりえるのは、食糧危機ではないかと思います。そして、低金利によって、不足が指摘されているメタルへの買いが殺到する可能性は高いです。
それで通貨がどうなるのかと言えば、できるだけ安全な通貨に逃げようと考えるようになりますので、これからもスイスフランは強含みの展開になると思います。
利上げをほのめかせば、反転するだろうから、為替は短期的な動きが多くなるかもしれません。
そんな中でも、比較的スイスフランは強含むのではないかと考えています。
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