ユーロオージーのように下落し続けてきた後に
大きく反発することはよく起こりえる現象。
もし、ユーロが反発をするのなら、連動して反発するはずなので、
週明けにそういう動きになるのかどうか注目したい。
短期的なラリーがあるならもう始まっていてもおかしくないんだが・・・
ここでユーロの根本的な問題を考えてみたい。
大きな点は、国のレベルが違うのに一つの強い通貨を導入している点だ。
これがバブルを生み出し、その崩壊の後の対応を難しくしている。
今は、ECBが国債を買い取ったり、域内で支援をしたりして、
何とか先送りをしているが、ドイツ統一後の混乱に似ている。
支援というのは、地方交付税のようなものだ。
これから、ばらばらだった部分を統一してゆけば、
ユーロ圏は一つの国となることは可能だろうし、そうならざるを得ない。
それは、ドイツがドイツ州になり、フランスがフランス州になるということなのだ。
小さな国は納得するかもしれない。
もともと注目もされなかった小さな国だから、
発展も遅れていたからだ。
しかし、大国となると、国家主権を放棄をするのだろうかと思う。
ユーロの根本問題は経済というより、政治色が強いのだ。
州になれば、国際会議に出席することは出来ないのだ。
カリフォルニア州知事のシュワちゃんが国際会議に出席していないのと同じで、
スポットを浴びることが国内だけになってしまうのだ。
東国原知事が日本では有名でも、外では知られていないようなものだ。
サルコジ大統領や大統領夫人が納得するだろうか?
国民は納得するのだろうか?
結局、そういうところに行き着いてしまうのだ。
もし、実現するとしたら、本当に壊滅的なことが起きない限り
かたくなな意識を変えることは難しいと思う。
もし、そういう方向に持ってゆこうとしているとしたら、
これから壊滅的なことが起きる事になるだろう。
個人的には、一つの国の規模は1億人程度が適切ではないかと思っている。
日本やベトナム、ドイツ、フランスなどの規模が適切で、
アメリカは大きすぎるので国内で割れている。
中国は今は成長しているからいいけれども、成長が止まるときには同じ問題が出るはず。
そう考えると、ユーロ圏はアメリカ並なので、
やはり大きすぎるのだ。
小さな国はくっついて、適当なサイズになることが望ましいけれども、
大きな国がくっつくのはきわめて難しいと思っている。
話が大きくそれてしまって、まとまりのないことになってしまったが、
通貨統合、政治統合、適切なサイズは関連していると思うということ。